2018年 4月 の投稿一覧

ライムの幼木にかいよう病予防にICボルドーを散布。

農薬散布

今日はライムの木にICボルドーを散布しました。
これはかいよう病の予防が目的で、ライムの場合、幼木時期に徹底して行うようです。

ライムは基本的に皮も利用するので、実を生らす頃には無農薬栽培で育てます。
なので、今のうちに木に病気を持たせないようにしておく必要があります。

昨年植え付けた苗木はこの春で2年目になります。
今年から本格的に病害予防をしておき、来年くらいから無農薬栽培に切り替えたいと思います。
昨年は植え付けた年だったので、あえてなにもせず、今年から本格的な防除をすることにしました。

まだ手探り状態での栽培ですが、この半島ならではのライムを育ててみたいものですね!

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今シーズンは黒点病等の病害が多かったですね…。

黒点病

今日は柑橘の病害についての話です…。

今シーズンは本当に果皮にダメージを受けた年でした。
昨年の秋以降、台風の襲来や長雨、そして年明けからの寒波による積雪や低温…。
これほど気象状況が悪かったシーズンはなかったのではないかと思います。

当園での被害は黒点病が最もひどかったですね。
秋の長雨と気温が高かったこと、そして各病害虫の防除の回数を少なくしたことが発生を広げてしまったようです。
周りの農家さんは使用限度いっぱいの農薬を散布する方が大半なのですが、それでも発生を防げなかったみたいですね。

病害虫の防除は農薬の散布だけではなく、園内の管理も大切だと痛感しました。
風通しを良くし、木の内部にまで十分に日照があるようにしなくてはイケないようですね。
選定作業をはじめ、各作業においてこのことを考慮しておくことが大切です。
時間的に難しいこともありますが、出来ることから実施していきたいと思います!

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サンフルーツの新芽と蕾が目立って来ました!

新芽

今日も一日、サンフルーツの収穫に行って来ました。
ここ数日、ちょっと気温が下がってましたが、今日の昼間は少し暖かかったですね!

この陽気のせいでしょうか、新芽が少し伸びて来たようですね。
そして、蕾も大きくなって来たように感じます…。

ところで、今シーズンの柑橘達の着花について、例年よりも多くなりそうな予想が出ています。
確かに、今収穫しているサンフルーツ園でも花が多いような気がします。

花が多いと着果量も必然的に多くなるので、蕾を落とすことも必要になってくるようです。
登園では実施していないのですが、花を落とす農薬を散布することもあるらしいですね…。

これから選定作業をするので蕾の多い枝はこの時に処理する場合があります。
いずれにしても蕾のうちになんとかしておきたいところです!

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当園のサンフルーツはイノシシも大好物なようです…。

サンフルーツの食害

今シーズンの収穫もサンフルーツを残すのみとなっています。
他の作業と同時進行での収穫作業のため、なかなか終わりませんが時間をみては収穫作業に行っています。

そのサンフルーツ園、ここ数年、イノシシの食害が止まりません。
通常、イノシシはサンフルーツを好んで食べないといわれているのですが、登園では食害にあっています。
よくいわれるのは、他の柑橘がなくなった頃、サンフルーツを食べることがあるようです。
しかし、当園ではサンフルーツが黄色く色着く頃から食害にあっています。

今まで、イノシシによる食害を防ぐ方法はとってきましたが、鉄筋柵や電気柵等の設置はしていません。
他の柑橘園への電気柵の設置を優先してきたので後回しになっているのが現状です。

昨年で主だった園への設置が終了したので、このサンフルーツ園への設置の準備も進めていきたいと思います。

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今シーズン、不知火のヤケ果が少なかったのは選定の影響!?

不知火の果皮障害

今日、不知火の発送作業をしながら思ったこと…。
それは例年ほどヤケ果が少なかったことです。

例年、今の時期まで貯蔵しておくとヤケ果といわれる果皮障害が目立つようになります。
それが原因で発送できなくなり、処分せざるを得ない状態になる果実も多くなるのですが、今シーズンはそれほどまでひどい状態になるものが減少しました。

これまで色々な対策をとってきても抑えることができなかったのですが、どうして少なくなったのか…。
多分、昨シーズンの選定の効果かもしれないですね!
例年の剪定より思い切って切り込んだことで、樹勢が良くなったことが影響したと思われます。

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