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栗の花が満開に!

栗の花

当園には栗の木が4本あります。
そのうち1本は古く、もう老木といっても過言ではありません。
その木は実を着けることもありますが全く着けないこともあり、着けても小さい実にしかならないことがほとんどです。
その他の木は数年前に植えたものでまだ若盛りで、勢いよく育っていて、ここ数年イイ感じの実を着けてくれています。

その栗の木、今は花が満開になって来ました。
その独特な花の形は一見すると花に見えないのですが、しっかりと雄花と雌花があり、実になる準備を整えています。
この栗なんですが、まだ木が若いせいか安定して実を着けてくれません。
栗農家ではないのでそれほど気に留めていないということもあるのですが、どうせならもう少し収穫量を増やせればと考えています。

そこで柑橘栽培同様、剪定作業によって充実した結果母枝を作ることが大切だということのようです。
これまでは邪魔になっていた木を切っていただけなんですが、これからはそのあたりのことも考えて剪定作業に当たる必要があるようです(笑)

 

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今一度、袋(サンテ)掛けの効果について考えてみた!

鳥の食害

サンテとは鳥の食害防止と着色促進の目的で掛けられる繊維状の袋のことなんで、製造メーカーの付けた商品名です。
この辺りでは一般的に商品名の「サンテ」をそのまま使って袋掛け=サンテ掛けということになっています。
厳密にいえば、ちゃんとした袋(油紙)も使用しているケースもあるので、一概にはいえませんが…。

当園では不知火(デコポン)と清見タンゴールの2品種で使用しています。
特に不知火では鳥による食害対策として使用しています。
また、清見タンゴールでは鳥の食害防止はもちろん、着色促進も目的として使っています。

しかし、これを被せたからといって万全ではありません。
鳥たちは隙間から実を食べてしまうし、着色も気象条件に影響されることが大きいので、これを被せたからといってその効果で着色が良くなるとは断言できないのが現状です。

このサンテの効果を十分得るためには、的確な使用方法を実施することが大切なんですが、どうしても作業の効率上、大雑把になっていることが多いですね…。

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柑橘栽培には朝日より西日が大切かな…。

朝日

­「美味しいみかんは西日が当たる方がいい!」って聞いたことはありませんか!?
たしかに、当園でも西日の当たる時間が長い園地ほど味の濃い柑橘が育っているような気がします。

美味しい柑橘を作るには日照時間が長いことと雨が少なく水はけのよい土壌、そして、温暖な気候であることが大切だといわれています。
これを当園の場所で考えてみると、確かに東向きの園地よりも西向きの園地の方が味の濃い美味しい柑橘が育ちます。
しかし、これは柑橘の種類にもよります。
日照時間に関して、とにかく長い方が良い柑橘と半日でも日照があれば十分な柑橘もあるんです。

通常、朝日の十分当たる園地は西日の当たる時間が短く、反対に西日の当たる園地は朝日が当たらないケースもよくあります。
それに、朝日が当たるのと西日が当たるのとでは暖かさの感じ方が違ってきますよね!
なので、単純に考えると西日に当たる時間が長いほど良いということになるんでしょうか…!?

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40年以上も前のモノレールの架け替えです!

モノレールの架け替え

ここ佐田岬半島で柑橘栽培をするうえで、なくてはならないアイテムのひとつがモノレールです。
以前のように人力ではとても出来そうにありません。
本当に昔の人たちは偉かったですね。

さて、この不知火園のモノレールは40年は過ぎていると思われます。
エンジンの調子が悪く、もう寿命だったのかも知れません…。
そこで、周囲の園地の方々2名と当園の3軒で架け替えることにしました。

本日からその架け替え工事が始まりました。
とりあえずはモノレールの軌道になる箇所の確保から!
先ずは不知火の木を伐採し、レールの軌道のスペースの確保。
その木に生っていた果実…。
あまりにも多いのでジャムに加工できないかということで2コンテナ分だけ持ち帰って着ました。

この果実、ここ最近の朝晩の冷え込みで着色が一気に進み、何とか食べれそうな感じのものもあるようです。
しかし、酸味が強くてそのまま食べるのはちょっと難しい状況です。
そこで、ジャム用として持ち帰った次第です…。

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収穫間近の温州みかんがハクビシンの食害に!

ハクビシンの食害1

当園で今シーズン初めて収穫する温州みかん。
苗木を植え付けて5年目になり、ようやく味ものってくる頃です。

その温州みかんがハクビシンの食害にあってしまいました。
二日前に確認したときは大丈夫だったので、昨日、園地に侵入されたのかもしれません。
もうそろそろ侵入防止の柵をしようと思っただけに残念です…。

ハクビシンはイノシシ用の鉄筋柵のマス目を潜り抜けてしまうし、電気柵のリード線の隙間をくぐり抜けてきます。
その為、イノシシ対策では対処できないのが現状です。

そこで、昔ながらの「腐りかし」と呼ばれる魚のアラを発酵させた物を園地内に置くことで、ハクビシンを寄せ付けない効果があるといわれています。
それを置いていたのですが、その場所から離れた木が被害にあってしまいました。

やはり、その生態を理解してしっかり対策していく必要がありますね!

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