着色がイマイチの清見タンゴールの新芽が伸びています!

清見タンゴール

当園では3ヶ所の園で清見タンゴールを栽培しています。
そのうち2ヶ所は海抜が低く南向きの日照が良い場所で、もう1ヶ所は海抜は低いのですが南東向きの場所です。

今日はその南向きの園に収穫に行って来ました。
この園で全ての清見園を回ったことになります。
やはりこの園の清見タンゴールも例外ではなく、着色不良で黒点病の症状がみられます。
一見すると着色は進んでいるようにも感じるのですが…。

この園の清見タンゴール、例年だと着色は良いのですが、酸抜けが悪いのが特徴です。
しかし、今シーズンは酸抜けが良く口当たりがとても良くなっているのに着色がイマイチな状況です。
本来であればもう少し木に生らしておいて着色を待つところなんですが、収穫期間がないので全量収穫しました。
あとは二週間程度の貯蔵で着色させることが出来るかが問題です…。

そんなイマイチな状況の中で、早くも清見タンゴール達は来シーズン向けて準備を進めています。
なんと、新芽が出てまして、早くも1cm程度に成長しています。
「来シーズンこそは…!」そう決意しながら収穫作業をした一日になりました!

 

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この園の清見タンゴールは大葉で内生りが多いのが特徴です!

内生りの清見タンゴール当園の清見タンゴールは2種類あり、葉の大きさが通常の物と大きな大葉の物があります。

この園の清見タンゴールは大葉の物で、実の着け方も特徴があり、木の内側にもたくさん実を着けます。
通常、このような内生り果は摘果の対象になるようなのですが、登園では摘果せずに残しておきます。
そうしておいても、内側まで日差しが届いていれば着色も良くて美味しくなります。
しかし、今シーズンに限ってはそうではなく、やはり内側の実ほど着色が進んでいないのが現状です。
通常の場合、木の内側の方が着色が進まないので、これが普通なのかもしれないのですが、木の表(外側)も着色がイマイチなので、困りまってものです…。

 

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早くも来シーズンに向けた準備が始まっています!

清見タンゴールの新芽着色が進まず、収穫に手間取っている今シーズンですが、清見タンゴールの木はすでに来シーズンに向けて進んでいます。

今の時期、1mm程度の新芽が顔を出し始めます。
柑橘の種類を問わず、同じようなタイミングで…。
そうはいっても、その出方は各園の状況によって少しづつ変わって来ます。
海抜の高低差や日照時間、園内の気温等の状況によって早かったり遅かったりします。

このように1cm程度に伸びているのは例年よりは早いような気がします。
このところの気温の高さが影響しているのかもしれないですね!
各地で桜の開花も例年より早いようだし、季節が早くなっているのかも…。

このような状況だと、やはり、収穫を早く終わらせて次の作業に取り掛かる必要がありそうです!

ジューシーで爽やかな甘さが特徴の清見タンゴール。

後口がよく爽やかな甘さが特徴の清見タンゴール!

その一大産地、愛媛県西宇和郡の中でも特に美味しいといわれるのが佐田岬半島の宇和海側の段々畑で作られる清見タンゴールです。

厳しい自然環境の半島の急斜面に作られた段々畑で育てられた果実は格別です。

この機会にぜひ味わってみてください!


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