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「石垣修復の実践講座」の準備のため根切作業をしました。

崩れた石垣

明日開催される「石垣修復実践講座」のための準備作業をしました。
二年前、台風の影響で崩れた清見園の石垣…。
ひょんなことから、その現場を利用しての修復講座を行うことになり、その下準備のため、一日かけて作業をして来ました。

このところの猛暑のため、講座自体は短時間の予定で開催されるので、ある程度作業を進めておく必要があったためでした。
今回の講座は、石垣の積み方に重点をおいたものにしました。
通常は崩れた状態から修復作業をするのですが、それを体験するには時間と労力が必要です。
熱中症や労力を考慮し、今回の下準備をすることにしました。

当園では、自分の園地内の石垣が崩れた時、小規模のものは直ぐに補修することもありますが、規模がある程度大きくなると、一定期間そのまま放置しておき、地盤が落ち着いてから修復作業をします。

今回の講座はこの場所の修復作業と時期的なタイミングがあったため、実施されることになりました。

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ライムの二番生りを確認しました!

ライムの実

今日はライム園で除草作業をしました。
本当に雑草が芽立つのが早く、作業が追いついて行きません。
年々、雑草のパワーが強くなっているような気がします…。

さて、ライムの生育状況なんですが…。
春に咲いた花が実になった物を全て摘果したのがつい先日にような気がしますが、もう二番花が実になっています!
本当にライムはよく実を着ける柑橘ですよね。
これも全量摘果する予定です。
とりあえず、生らすのは来シーズンからで、今シーズンは木の成長に栄養をまわしておかないと!

今日のところは時間がないので摘果出来ませんが、近いうちに作業のために来たいと思います…。

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愛媛の独自ブランド「甘平」の生育状況!

着果状況

柑橘には本当にたくさんの種類があります。
全国では毎年、様々な品種を掛け合わせて今のニーズにあった柑橘が栽培されています。
そんななか、ここ愛媛でも紅まどんなや甘平といった愛媛独自のブランド柑橘が注目を浴びていますね。

当園でも甘平を試験的に栽培しています。
先日、その甘平の様子をみてきました。

着果量は昨年よりも若干少なめです。
玉太りもまずまずの状況ですが、このところの猛暑と雨量が少ないことで多少の影響は出ると思います。
木そのものの樹勢は悪くはないのですが、今後雨が降ると裂果の症状が出ることは間違いないと思われますね。

甘平は最初に着けた実の約20%が収穫できれば良い方だといわれています。
土壌内の水分量の調整が特に大切なようで、ここ佐田岬半島のような水の少ない地域には向いていないともいわれています。
しかし、付加価値の高い柑橘としての魅力もあり、生産者が増えているようです。

当園では、適地適作を一番と考えているので、この甘平の生産に本格的に取り組むことはないと思いますが、一応、お客様の要望もあり、また、話題性のためにも少量は栽培していくつもりです…。

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サンフルーツの種から根が出ていました!

サンフルーツの種

今日、天草園に除草作業に行って来ました。
まぁ~、本当に雑草の成長が早いこと!
一年の中で今の時期が一番成長が早いのかもしれませんね。

除草作業中の楽しみといえば、残った果実を食べること…。
これは柑橘農家ならではの楽しみですよね。
しかし、7月も中旬になってくるとそう残ってもいません。
残っていたとしても食べれる状態になっているのはサンフルーツくらいでしょうか!?
当園で栽培している柑橘の中ではの話ですが…。

この天草園にはポンカンの木が1本あります。
そのポンカンは接木なんですが、その台座になっているのがサンフルーツでした。
残っているのに気がついたときには5個程あったのですが、今日見つけたのが最後のひとつ…。
もちろん、休憩の時に美味しく頂きました。
その際、気がついたのが種からねが出ていること!
今の時期になると果肉の中で種から根を出していることがよくあります。
何故だか、根を出した種を見るとサンフルーツの時期が完全に終わったことを実感します。

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イノシシの侵入を防ぐ電気柵は日頃のメンテナンスが大切!

電気柵本機

農作物を栽培する農家にとって害獣対策はもはや必須になっています。
年々急増する被害を考えると、対策や駆除が難しいことを物語っていますね。

当園でもイノシシによる被害が多く、対策に苦慮しています。
対策は鉄筋柵や電気柵、そして、青色LEDライトによる点灯にこれらを組み合わせた方法等、色々と実施しています。
しかし、侵入を止めることは容易ではなく、被害が後をたちません…。
しかも、この辺りでは共同による柵の設置が多く、周りの農家さんと協力して行かないと効果がないこともあり、思うような成果が上がっていないのが現状です。

先日も共同で電気柵を設置している農家さんから「電気が流れていない…。」との連絡を受け、現場に直行しました。
通電していない原因は直ぐに分かったのですが、なぜそうなったのかを突き止めないと解決策にはなりません。
設置してある園内をくまなくチェックして歩き、漏電箇所を確認し、補修をして来ました。

ここ佐田岬半島の柑橘農家さんも高齢化が進み、このようなトラブルに対応できなくなってきています。
共同設置のデメリットはありますが、地域が一体になって取り組まないとイノシシの被害を減らすことは出来ないでしょう!
若手の農家さんはこの問題を近々の課題として考える時期に来ていると思います。

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