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なかなか駆除出来ない柑橘すす病…。

すす病

柑橘のすす病…。
その名の通り、煤けたような症状になる病害なんです。

この被害にあうと木も果実もすすが付いたようになってしまいます。
果実に至っては見た目がひどく悪くなり、一旦付着してしまうと取れなくなるので商品価値が下がります。
枝にいたっては枯れてしまうこともあるようなので注意が必要です!

この病害の主な原因はカイガラムシとハゴロモだといわれています。
特にイセリアカイガラムシが発生してしまうと厄介です。
一度駆除したと思ってもまた直ぐに発生してしまいます。
なので、発生しやすい園地では、黒点病の定期防除と合わせて散布しています。

また、ハゴロモは成虫になると飛び回るので、その前に対処することが大切です。
なので、散布のタイミングとしてはハゴロモがまだ成虫になっていない今の時期がベスト!
卵の段階で駆除することが被害を最小限に抑える要因になりそうですね。

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天牛(ゴマダラカミキリ)の季節がやって来ました!

ゴマダラカミキリ

いよいよ暑さも本番をむかえようとしています。
とにかく蒸し暑い日が続いてますよね!
今頃から柑橘園でよく見かけるようになるのが天牛という虫です。
これはゴマダラカミキリのことで、柑橘栽培においては害虫の一種になります。

この天牛は木の小枝を噛じることはもちろん、木も幹の根元付近にもあなを開けます!
その中に幼虫を産み付け、やがて孵化した幼虫は幹を食害してしまいます。
そして、幹部分を食害おされた木は残念ながら枯れてしまいます。

この天牛対策としては今の時期の定期防除の中にその薬剤を入れて散布することが大切です。
とにかくこの時期は天牛の被害がないか、注意して園地の確認することが重要になってきます!

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ストレートジュース販売のための準備を進めています。

ネットショップ用のイメージ

今朝は昨夜に降った雨の影響で木に滴が残っていたため定期防除は出来ず…。
滴がきれるまでの間、ジュースを販売するための準備をしました。

当園のジュースは今シーズンも2種類用意しています。
清見タンゴールとサンフルーツで、いずれも果実を丸ごと搾ったストレートジュースです。
もちろんですが、果実以外のものは入っていません!
例年、暑くなる今の時期からご愛飲頂いている方が多いんです。
少し酸味のある柑橘系ジュースは暑い時には特に美味しく感じますよね!
喉の渇きと栄養補給にはもってこいのジュースです。

今シーズンのジュースはラベルを新しくしたのでネットショップなども手直しする必要があります。
ゆうパックも送料改定も重なり、サイトを少し変更することになりました。
その作業を少しだけやってみました。

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一年のうち8ヶ月間使用する草刈機の簡単メンテナンス!

日常点検

当園では除草剤を一切使用しない柑橘栽培を実施しています。
当然ですが、草刈り機を使っての除草作業になります。
一年間のうち除草作業を実施している期間は4月から11月までの約8ヶ月間。
この間、草刈り機はフル活動です!
もちろん、他の作業や雨天などによって使っていない日もありますが、メインの作業だけにその使用頻度は結構高めになっているのが現状です。

そのような状況なので、日頃の簡単なメンテナンスや修理、パーツ交換などは自分で出来るようにしておくことが大切です。
エンジンの調子が少しおかしいく感じた時など、その場でチェックして対処出来るようにしておくと作業の妨げにならないので、簡単なことは自分で出来るようにしておいたほうがいいですよね!

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黒点病・サビダニ・チャノキイロアザミウマの定期防除!

チャノキイロアザミウマ被害

なかなかスッキリしない天気が続いていましたが、今日は見違えるような晴天に!
「梅雨の晴れ間は定期防除」っというくらい、今の時期の晴れ間は貴重なんです。
当園では周囲より一週間程度遅れていますが、ようやく実施することが出来ました。

今回は黒点病に加え、サビダニとチャノキイロアザミウマの防除が目的です。
これらの病害虫は外観が悪くなるので精品率を上げるためには欠かせません。
「外観は気にせず、味が良ければいい!」
お客様の中にはそう言って頂ける方も多いのですが、それはあくまでも低価格での話…。
そのような品物を精品と同じような単価で販売しても誰も買ってはくれないでしょう!
なので、必要最低限の病害虫の防除は必要なんです。

特に今の時期は病害虫の発生が多くなる時期です。
おまけに晴れ間が少なく防除に適した日にちの確保が難しいだけに今日のような晴れ間は有効に使いたいですよね!

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