黒点病・サビダニ・チャノキイロアザミウマの定期防除!

チャノキイロアザミウマ被害

なかなかスッキリしない天気が続いていましたが、今日は見違えるような晴天に!
「梅雨の晴れ間は定期防除」っというくらい、今の時期の晴れ間は貴重なんです。
当園では周囲より一週間程度遅れていますが、ようやく実施することが出来ました。

今回は黒点病に加え、サビダニとチャノキイロアザミウマの防除が目的です。
これらの病害虫は外観が悪くなるので精品率を上げるためには欠かせません。
「外観は気にせず、味が良ければいい!」
お客様の中にはそう言って頂ける方も多いのですが、それはあくまでも低価格での話…。
そのような品物を精品と同じような単価で販売しても誰も買ってはくれないでしょう!
なので、必要最低限の病害虫の防除は必要なんです。

特に今の時期は病害虫の発生が多くなる時期です。
おまけに晴れ間が少なく防除に適した日にちの確保が難しいだけに今日のような晴れ間は有効に使いたいですよね!

 

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この時期はチャノキイロアザミウマに注意です!

マキ垣柑橘の病害虫のひとつチャノキイロアザミウマ。
花が散る落弁期から8月頃までに被害が発生することが多いようで、ヘタの周りがリング状になり、外観を著しく悪くするので防除の必要性が重要視されています。

このチャノキイロアザミウマは発芽直後の寄主植物に産卵して繁殖していきます。
また、寄主範囲が広く新梢で繁殖することでも分かるように、柑橘園の周辺の新梢が発生している寄主植物に繁殖場所を移動しながら生息して行くようなのですが、柑橘の木そのものは寄主植物としては適していないようで、むしろその周辺の防風垣などに利用されているマキなどが繁殖場所になっているようです。

このチャノキイロアザミウマの成虫や幼虫が柑橘の幼果期から着色前の果実を吸汁し、被害を発生させます。特にヘタと果実の間に生息して加害するので果梗部にリング状の被害が発生するといわれています。
これが7月以降になると果頂部への被害も発生するので、これからしばらくの間は注意が必要ですね!

 

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サビダニの発生期間が長くなったような気がします…。

サビダニ当園ではサンフルーツ園での被害が多く確認されているサビダニですが、ここ数年、秋頃になっても発生しているように感じます。

このサビダニは新芽が伸びる頃に葉上で繁殖し、6月上旬頃に果実で繁殖を始め被害が発生してきます。
繁殖しやすい条件は高温で雨が少ない時で、長雨が続いたり強風雨の時には繁殖力が落ちるようです。
このようなことから秋頃でも高温の状態が続き、雨が少ないと発生が多くなることがあるようなので、夏が過ぎても注意することが大切になります。

このように、通常であれば発生しないような時期でも気象の条件が整えば病害虫が発生するケースが多くなってきています。
これも温暖化の影響なのでしょうか…。
柑橘栽培においても大きな問題となっている温暖化現象です。

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