本日の発送をもちまして不知火(デコポン)は終了です!

不知火

今日、ご予約頂いていました不知火(デコポン)の発送作業をしました。
この発送で今シーズンの不知火のネットでの販売は終了です。
お買い上げ頂いた皆様、ありがとうございました!

例年、3月いっぱいで販売を終了するのですが、今シーズンは今まで販売することが出来ました。
これは、例年よりも着色が悪かったこともあるのでしょうが、貯蔵方法が良かったのだと思います。
今の時期まで貯蔵しておく場合、どうしても腐敗果が出てきます。
ひとつ傷みが出ると次々に連鎖していくのですが、個別包装していたのが良かったのと、ヤケ果の発生比率が少なかったことが要因だと思われます。

このように長期保存させるためには貯蔵している場所の室温とヤケ果の発生を防ぐことがポイントになると考えています。
ヤケ果の予防には果皮の丈夫な果実にすることが効果的だと思いますが、そのためには強い結果枝に着果させることが一番です。
そのために強めの剪定作業を行ったことが良かったのだと考えています!

 

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ビニールの小袋を使った個別包装での貯蔵が効果的です!

不知火の貯蔵柑橘の貯蔵方法には色々あります。
コンテナ単位でビニールと新聞紙で果実を包んでしまう方法や、今回のように果実ひとつひとつをビニール袋に入れて貯蔵する方法、さらにコンテナを積み上げてそれ全体を特殊なシートで囲ってしまう方法です。
この他にも農家さんそれぞれで工夫されていると思いますが、当園ではこの3通りの方法で行っています。

長期間貯蔵させておくと当然ですが、腐敗する果実が出てきます。
その時、そのまま放置しておくと他の果実にも腐敗が連鎖してしまい、やがてコンテナ全体に広がることも予想されます。
それを防ぐためにも個別包装がポイントになります。

この方法は作業的にも手間がかかりますが、それなりの効果は見込めるので、長期貯蔵する果実に関しては毎年実施しています。
ちなみに、コンテナに入れる量は約半分程度にすることがポイントです!

 

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長期貯蔵に向くのは小玉…。

不知火の発送当園のネット販売では小玉や傷があるような、いわゆる「訳あり」の果実をメインにしています。
サイズ的には問題がないもののキズがあったり奇形果だったり、ヤケ果になった果実を最初に販売し、それから順を追ってサイズダウンさせていきます。
その結果、最後はSサイズがメインになります。

このSサイズが長期貯蔵には向くようで、柑橘の種類を問わず小さなものを最後にしています。
特に今シーズンの不知火(デコポン)は最後になるほど食味が良くなって来たように感じます。
これは外気温が例年より低かったことや湿度もそれほど高くなかったことが要因のひとつかもしれませんが、一番はヤケ果の発生が比較的少なかったことが大きなポイントだと思います。
やはり、昨年の春に思い切った剪定をしたことによって木の樹勢が回復し、その結果、強い結果枝に実ったのが良かったのかも知れないですね!

来シーズンもこのように長期貯蔵出来るよな不知火を栽培してみたいものです。
あまり小玉ばかりでは困りますが…。

ジューシーで爽やかな甘さが特徴の清見タンゴール。

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