不知火(デコポン)の摘果作業、3巡目です!

小玉・傷有り果

不知火(デコポン)園の除草作業が早めに終わったので摘果作業をして来ました。
今回で3巡目になりますかね。
この摘果作業は何度廻っても見落としがあります(笑)
なので、出来るだけ足を運んだ方が良いのですが、時間的に無理ですが…。

今の時期はカメムシの食害と思われる被害と裂果、そして、見落としている小玉や傷有り果を落としていきます。
やはりカメムシもいないようで園内にはいるんですね。
今シーズンはそれほど大量発生していないんですが、被害の受けた実を時々見かけるようになりました。
そして、裂果なんですが、これに関しては仕方がないんです。
これまで雨が少なく水分が不足しているところにそこそこの雨が降ると果実の中身、つまり、果肉が一気に成長するのに外皮がそれに対応できずに裂けてしまいます。

これらの対処方法としては、病害虫の防除を黒点病の定期防除の際に一緒に行うのですが、原則的に発生が少ない場合にはあえて散布はしないのが通例です。
やっぱり、むやみやたらに農薬は使用したくないので…。
で、裂果の方は水不足が顕著になる前に随時灌水を行うと多少は防ぐことが出来るようです。
しかし、一度水を与えると常に補給してやる必要があるので灌水設備がない園では対応するのが難しいと思います。
それよりも園地を巡回し、摘果によって調整する方が得策かもしれません。

 

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カメムシの被害はこれから…。

カメムシの被害この不知火園ではツヤアオカメムシを多く見かけます。
カメムシ自体は周囲のスギやヒノキ等の毬果に寄生しているといわれていて、そこで産卵して繁殖します。

そして周囲の常緑樹の樹冠内や落葉の下などで越冬した成虫が柑橘園内に飛来してきて加害します。その越冬する量が多くなるほど7・8月の被害が増加する傾向にあるようなので要注意です。

また、周囲のスギやヒノキでの繁殖量が多くなると9月以降になっても加害が増加するといわれています。

通常は10月に入ると加害は終息するようなのですが、気温が20℃を超えるような日が続く場合は11月にも加害にあうことがあるようです。

 

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裂果は灌水によって防ぐしか方法はない!?

裂果柑橘の裂果現象は外皮の薄い種類に多く見かけます。
この症状は雨の少ない状態が続き、果実が水分不足になっているところに雨が降り、一気に水分を吸収することで果肉が肥大化し、そのペースに外皮の成長が追いつかなくなり裂けてしまいます。

なので、これを防ぐには一気に水分を吸収させないこと!
露地栽培において水分の供給は雨によるところが多いので、そう簡単に調整出来るものではありません。
そのため、水分不足にならないように日頃から水分の供給をこまめにするしかないようです。

当園のように露地栽培で、しかも独自の灌水設備がない場合にはこのような細やかな対応は難しいですね!
今後、それほど雨が期待できないようであれば着果量を少なくしてやることも考えておく必要があります。

大人な味わいのジュースって!?

四国最西端に位置する日本一細長い佐田岬半島!

その先端部で栽培された柑橘のサンフルーツ。

その独特な食味を余すところなくジュースにしました。

木上で完熟させたサンフルーツをさらに一定期間追熟させました。

その果実をまるごと搾った果汁100%のストレートジュースです。

爽やかながらもちょっぴり苦味のある味わいがクセになるかも…。


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