すす病

柑橘のすす病…。
その名の通り、煤けたような症状になる病害なんです。

この被害にあうと木も果実もすすが付いたようになってしまいます。
果実に至っては見た目がひどく悪くなり、一旦付着してしまうと取れなくなるので商品価値が下がります。
枝にいたっては枯れてしまうこともあるようなので注意が必要です!

この病害の主な原因はカイガラムシとハゴロモだといわれています。
特にイセリアカイガラムシが発生してしまうと厄介です。
一度駆除したと思ってもまた直ぐに発生してしまいます。
なので、発生しやすい園地では、黒点病の定期防除と合わせて散布しています。

また、ハゴロモは成虫になると飛び回るので、その前に対処することが大切です。
なので、散布のタイミングとしてはハゴロモがまだ成虫になっていない今の時期がベスト!
卵の段階で駆除することが被害を最小限に抑える要因になりそうですね。

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