巻き枯らし

柑橘園の周囲は雑木林になっているところが多くあります。
その雑木の種類にもよりますが、成長が早い木になると10数年もすればかなりの大木に成長します!
そうなると柑橘園の上を覆ってしまい、柑橘の木が日照不足になってきたり、風通しが悪くなる等、様々な影響が出てきます。
そこで、この雑木を伐採するのですが、大木ともなると危険が伴う上に、周囲の環境の変化が大きくなり、場所によっては地滑りを起こしやすくする原因にもなりかねません…。

そこで注目されているのが巻き枯らしです!
木の幹の皮を一周するように剥ぎ、栄養分を根に送れないようにすることで枯らしてしまうというものです。
長い時間をかけて枯らすことが出来るので、その木の周辺も徐々に対応し、変化してきます。
そのことによって周囲の環境も徐々に対応してくることがメリットとなります!
また、伐採をすることを考えると労力が少なくて済むのもうれしいところです。

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