良質な柑橘を作るために大切な摘果作業!

天草①

早いもので7月も中旬を過ぎました。
ここ佐田岬半島もいよいよ本格的な暑い夏がやって来ました。

さて、この時期に大切な作業のひとつに摘果作業があります。
春に花を咲かせて実を付けた柑橘達は、云わば、自然の成り行きのままに実を付けています。
柑橘の種類によって似たような場合もありますが、基本的には同じ園内の同じ種類の木でも身のつけ方はバラバラ…。
それらの実を大きさや形、実の付いている場所などによって摘み取ります。
こうすることにより、美味しく形の整った柑橘になります。

この時期は、雑草の除草作業と並行して摘果作業を行うので結構大変です!
しかし、柑橘栽培においてこの摘果作業は大切なポイントになります。
気が抜けない毎日が続いています…。

 

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着果量の多い柑橘から摘果作業を始めます!

天草②例年、7月に入ると摘果作業に入ります。
今シーズンは雨の影響もあって、スタートが少し遅れたんですが、ペースを上げつつ作業しています。

例年、天草を皮切りにはるみ、デコポン、ポンカン、サンフルーツ等へと作業を進めて行き、最後に清見タンゴールを摘果します。
もちろん、着果量が少ないものは時期を遅らせて、多いものから進めます。

今シーズンは天草は例年通り、たくさん実を付けているので最初に摘果しました。
そして、はるみへと続くのですが、このはるみが木によっては実が少なく、多い木を選んでの作業になりました。(実は、このような作業が一番手間がかかります…。)
今は、デコポンへと作業は進んでいますが、春の剪定作業の効果があったのか、良い感じの着果量になっていてスムーズに作業が進んでいるのが現状です。

このあと、着果量をみながら他の柑橘へと作業を進めていきます!

 

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摘果作業の効果とは…。

天草摘果後ところで、どうして摘果をするのかというと…、
外観不良や大きさなど、規格外のものを落とすことによって精品率をアップすることや、たくさん実が生っていると玉太りが悪くなり、小玉傾向になってしまうこと、また、柑橘の種類にもよりますが、糖度が高くならないなど、様々なデメリットがあります。

また、摘果のタイミングも大切です。デコポンのように一度に落としてしまったほうが良いといわれるものや、清見タンゴールなどのように数回に分けて摘果した方が良いとされるものもあります。
このタイミングや方法については、各農家さんそれぞれに持論があるようで、それなりに工夫されているようです。
もちろん、我が家にもその持論とやらがあるようで、毎年、着果の状態やその時の気象状況などを考慮して作業を進めています。

この摘果作業、本当に奥が深い作業のひとつで、長年の経験と決断力がものをいう作業だと思います。
自分が作りたいと思う柑橘に仕上げるのは「至難の業」かも…。
毎年、色々と考え、悩み、作業を積み重ねていくことで、最終的に理想の柑橘を作ることが出来れば最高ですね!
これからも試行錯誤の日々が続きます・・・・・。

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