そろそろ摘果の時期なんですがまだ生理落下が終わらず…。

不知火(デコポン)1

6月も後半になって来ました。
柑橘栽培の流れとしては摘果作業に移ってくる頃です。
しかし、今シーズンは少し様子が違っていて、当園では未だに生理落果が終わっていない状況なんです。

例年、生理落果が終わってから摘果作業を始めます。
この方法が正しいかどうかは分かりませんが、当園では昔からこの方法をとっているようです。
なので、今シーズンはもう少し期間をあけて作業を開始することにしました。

各園の着果量をみてもそれほど生り過ぎている様子も見られないので、生理落果が終われば着果量の把握も出来るのですが今の段階ではどれくらいの実が残るのか判断がつきません…。

いずれにせよ、生理落果が一通り落ち着いてから着果量を見極めた上で摘果作業を開始します!

 

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落果すべく黄色い実がまだ残ったまま…。

不知火(デコポン)2落果する実は徐々に黄色くなって来ます。
これは不知火に限ったものではなく、他の柑橘にもいえることです。

このように黄色くなるとそれほど時間もかからずに落果します。
なので、もう少しといったところなんでしょう!
しかし、例年だともうとっくに落ちているだろう実も未だに木に残っている状態です。
この実が落ちるのを待ってから摘果を始めたほうが良さそうです。
そもそも、木自体が不要と判断したものを落とします。
なので、生理落果がひと段落すると、そこに残った実が将来的には収穫するというワケです。

それが終わった状態で、先ずは着果量の把握をし、摘果する量を決めます。
それから摘果を始めるのですが、不知火のように一発摘果を推奨しているものや数回に分けて摘果するもの等、その方法は様々です。

 

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木に残るであろう実は着実に大きくなっています!

不知火(デコポン)3今日は不知火園で除草作業をしたのですが、その際に着果の状態をチェックしてみました。

そこで見たものは黄色い実、つまり生理落果する実が未だに木に残っているのです。
大抵の実は枝をゆすったら落ちるのですが、今日、このようにゆすってみても落ちません…。
実そのものがどちらかといえば小さいものは、やがて落ちる運命になっているのですが、この時期まで残っていること、しかも中には黄色くなっている実もあるから不思議です…。

これらの実はそのうち落ちてしまいます。
それを見極めてから摘果作業に移ることにしたいと思っています。

今シーズンは清見タンゴールの着果量が全体的に多くなっているようです…。
気合をいれて作業することにします!

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