段々畑での栽培の難しさ…。

清見タンゴールの実食

ここ佐田岬半島での柑橘栽培の特徴のひとつが段々畑です。
急斜面に作られた段々畑と防風垣…。
この独特な栽培方法で育った柑橘は美味しいといわれています。

しかし、実際に栽培するにあたっては色々とデメリットもあります。
園地の状態によっては狭い場所での栽培が余儀なくされていて、そのことによって効率が悪くなっています。
狭い場所のため、柑橘の種類によっては理想的な栽培が出来ないこともあります。

このような園地ならではの栽培方法を各農家さんが工夫しながら美味しい柑橘を栽培すべく日々作業しているというわけです!

 

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木は横に大きくするのではなく縦に!

段々畑での栽培幅の狭い段々畑の場合、柑橘の木は横に大きくすることは出来ません。
石垣と防風垣に挟まれるような形で成長していくので、どうしても縦長になってしまいます。
その上、収穫量を十分確保しようとすると木を大きくすることが必要です。
なので、結果的に上に上に伸びてしまい、作業効率を悪くしています。

以前は木が高くなっていたので収穫作業の時は三脚が必須でした。
上に伸ばして実を着けさせて数量を確保しようとするものだからどんどん木は高くなってしまいます。
その結果、どんな作業をしても時間がかかり、結果的に効率が悪くなっていました。

 

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数量の確保よりも品質の向上を目指す栽培方法に…。

当園では、数量の確保よりも品質の向上を図り、単価アップを目指すように切り替えています。

以前のような収穫量をアップさせる栽培方法を目指す場合、今のように手間暇かかる柑橘だと労力不足になります。
人手を多くすれば園地の増大も可能になるかもしれません。
栽培面積を多くすることでそれなりの数量を確保出来る場合もありますが、その為の経費負担も増えて来ます。
それなりの収入を上げることが出来れば良いのですが、現状では難しいかもしれません…。

現在のように多品種の栽培が可能になってくると、より多くの量を作るよりも少量でも品質の高いものを作る方が当園には合っているように思います。
そうはいっても、品種を増やすことを目的とすると、その栽培のために余計な設備投資や手間がかかる結果になります。
そうではなく、当園の園地状況に適した品種を栽培することが大切だと考えています。
今人気の柑橘を栽培するのではなく、今の現状で園地に適したものを栽培することが結果的に収益の向上につながっていくだろうと思います。

ジューシーで爽やかな甘さが特徴の清見タンゴール。

後口がよく爽やかな甘さが特徴の清見タンゴール!

その一大産地、愛媛県西宇和郡の中でも特に美味しいといわれるのが佐田岬半島の宇和海側の段々畑で作られる清見タンゴールです。

厳しい自然環境の半島の急斜面に作られた段々畑で育てられた果実は格別です。

この機会にぜひ味わってみてください!


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