柑橘園周囲の雑木林で巻枯らし作業を実施しています!

雑木の巻枯らし1

ここ佐田岬半島の柑橘園の大半は段々畑になっています。
山の急斜面に作られたため石垣を作ることで崩れるのを防ぎながら次々と斜面を畑に変えていったようです。
そのようにして作られた段々畑も耕作放棄地となり荒れてきているのが現状…。

そんな中、自然に生えてくるのが雑木です。
勢いの強いものからグングン伸びてきて柑橘園周辺の林を形成していきます。
その勢いは衰えるどころかますますまして来て柑橘園に陰をつくるようになります。
その影響で日照不足になり柑橘栽培に大きな影響を与えるようになってきます。

それら雑木の勢いを止めるには人の手によって行うしか方法がありません。
自然の中で強いものが勝つので…。
そこで、柑橘園に影響を与えそうになった木を伐採するなどして対処するのですが、あまりにも大きくなりすぎると伐採することが出来ない状況になることも…。
そんな時に行われるのが巻枯らしです。
伐採するほど労力も必要とせず、安全面でも違いが出てきます。
また、伐採するように一気に枯らすのではなく、徐々に枯れてくれるので周りの環境にも配慮できるというものです。
ただし、枯れるまでに時間がかかるのがデメリットです。
まぁ~、それくらいの余裕は持っていてもいいでしょう!

 

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木の種類によって切込の深さが微妙に違います。

雑木の巻枯らし2当園の周囲には大きくなった雑木は何本もあります。
小さな時に伐採していてもその周囲の木が大きくなるので結局、何年か後には伐採する必要が出てきます。
とはいっても、雑木林の手入れのために毎年時間をかけるわけにも…。
なので、どうしても対処しないといけなくなった時に今回のように実施しています。
このように巻枯らしの処理をするのは年間数本程度で、小さなものは伐採します。

この巻枯らしという方法は木の幹に切り込みを入れて栄養分を絶ってしまうことで枯らしてしまうもので、木の種類にもよりますが約1cm程度の切込を入れます。
切込は根に近い部分がよく、太さが大きなものは切込の範囲を広くしたほうが効果があるようです。

 

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巻枯らしを実施する時期は4~8月頃がベスト!

雑木の巻枯らし3巻枯らしを実施するのは栄養分を最も必要とする春先から夏場にかけてがベストだといわれています。
この時期に栄養分を絶つことで効率よく枯らすことが出来ます。
しかし、全てが上手くいくわけではなく、形成層といわれる栄養分の通り道を破断していなかったり、木の大きさによっては1年以上の月日がかかる場合があります。

巻枯らしにベストの時期を選び確実に作業をすることが大切ですが、中には予想以上に長い月日がかかるものもあります。
自然が相手なので、焦らず気長に待つことが大切ですね…。

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