「自適農の世界」に魅せられて…。

西山敬三著

今日はいつのも柑橘栽培日記とはちょっと違った内容に…。

実は昨年から「自適農」という言葉に惹かれています。
これは西山敬三氏の作られた言葉で、いわゆる造語です。

その言葉を最初に耳にした時から気になって仕方がなかったんです。
それから色々と調べて見たところ、彼のホームページを発見。
それを機に、もっと「自適農」のことを詳しく知りたくて彼が出版した「自適農の無農薬栽培」という本を探していました。
そんなある時、直接、ご本人から頂くことが出来ました!
さらに、彼の2作目となる「自適農の地方移住論」も手にすることが出来ました。

Uターンした自分が目指すところの、いわゆる柑橘農家としての方向性を見出す上でもとても参考になったことはいうまでもありません…。

 

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無農薬栽培について色々と考えさせられました。

自適農の無農薬栽培自分が柑橘栽培をする上で一番のポイントにおいていたのが無農薬栽培でした。

簡単に無農薬といっても市場的に受け入れられるのは難しく、それで生計を立てて行くのは容易ではないことは分かっていました。
しかし、無農薬栽培で成功している方々のお話を聞くことで様々な疑問点があることに気がつき、それをここ佐田岬半島で実践するのはかなりハードルが高いこと、今現在の栽培方法からの切り替えの難しさ等、クリアーしないとイケない問題が多くありました。

そして、無農薬栽培といっても漠然としたイメージしか持っていなかったこともあり、自分の目指す柑橘栽培が単純に無農薬で栽培することで達成出来るものではないことにも気付かされました。

「農とは何か!?」 「農を楽しむということは…。」
この本はそれらを気づかせてくれるきっかけになった一冊です!

 

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地方移住について考えさせられる一冊です!

自適農の地方移住論自分はいわゆるUターン組です。
生まれ育った故郷で実家の柑橘農家を継ぐ…。
その中で自分の理想とする人生をおくることができれば最高です!

今、地方移住が注目されています。
中には自治体をあげて移住者を招き入れようと躍起になっているところも…。
それが成功しているところもあれば上手くいっていないところもあるのが現状です。
どちらかといえば成功していないところの方が多いかもしれません。

様々な角度から地方移住を考えたとき、農業を生業とする場合も多いかと思います。
自分の住んでいるこの地域も移住促進を進めている自治体のひとつです。
ですが、正直、成功しているとは言えない状況だと思います。
その要因は様々です。
自分はUターンだったので意外とスムーズだったと思っていますが、様々な問題があることも事実です。
しかし、生まれ育った故郷だけにクリアー出来る問題だと思っています。
これから地方移住を考えている方にとっては目指すところも色々…。
もちろん、クリアーしていかなくてはならないことも多いと思います。
そんな方にぜにとも手にして頂きたい一冊だと感じています。

今回ご紹介した西山敬三氏のホームページ茅茫庵も何度か訪問させて頂きました。
とても参考になりましたね!
ちなみに、この2冊の本は創風社出版から発行されています。

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