今シーズンのサンフルーツジュースが完成しました。
約300kgの果実から720mlの瓶で123本を搾ることが出来ました。
今回も十分に熟成させたので、果実の食味は良くなっていました。
しかし、外観が昨シーズンよりも劣っていたので、雑味がどの程度残るのかが心配でした。
ところが、実際に仕上がったジュースを試飲したところ、さほど気になることもなくいい感じの仕上がりに!
サンフルーツを丸ごと使い、外皮も含め全て搾ったジュースはやはり「大人な味わい…。」って感じです。
サッパリとした甘さと、ほんのり苦味の効いた味わいは暑い時期に飲むのには最高だと思います。
ストレートはもちろん、炭酸水で割ったり、焼酎で割ってみたり…。
さらにはドレッシングに加えてみたりと、様々な使い方が出来そうですね!
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予想よりも果汁が多かった結果ですね!
今シーズンは約300kgのサンフルーツをジュース加工用として準備しました。
当初の予定よりは少なかったですが、長期間貯蔵するとロスも出るので仕方がないところです。
当初、今シーズンのジュースは外皮を取って搾ってみようと考えていました。
やはり柑橘のジュースとしての需要は甘さを求められることが多いので、サンフルーツの特徴でもある苦味は評価を下げる要因になっているのではないかと考えました。
その上で、サッパリとした甘さを強調することが出来れば新しい感覚で楽しんで頂けるような気がしていました。
しかし、甘いジュースは市場には溢れています。
その中で、一体どれくらいの人がこのサンフルーツの食味を分かってくれるのか…。
そう考えた時、やはり丸ごと搾った方がサンフルーツファンの方に受け入れられるので良いと判断しました。
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ジュースにした時の清見タンゴールとサンフルーツの比較。
サッパリとした甘さが特徴の清見タンゴール。
そして、サンフルーツはサッパリとした甘さに加えほんのりとした苦味が特徴です。
この2種類の柑橘をジュースにするとどのような違いになるのか…!?
先日仕上がった清見タンゴールジュースと飲み比べてみました。
ジュースにした時の色は一目瞭然、果実の色合いがそのまま反映されている感じですね。
清見タンゴールの方が紅が濃く、サンフルーツの方は黄色味がかっています。
食味の方も果実の特徴がよく出ていて、清見タンゴールの方は甘く仕上がっています。本当に甘いです(笑)
サンフルーツの方もそれなりに甘さを感じることは出来ますが、苦味が後口に残ります。
しかし、喉ごしの良さはサンフルーツの方が良いようにも感じました。
これはあくまでも自分の感想で、人によって感じ方は様々だろうと思います。
いずれにしても、丸ごと搾った方が色々な意味で良かったと実感した一日になりました…。