ほんのりした苦みとザクザクの触感が特徴の八朔。
この八朔も近年の甘く食べやすい柑橘の人気に隠れてしまい生産は減少傾向になります。
この半島でもすっかり生産者が減少し、この辺りでは自家消費程度の木だけが残っている程度です。
当園ではサンフルーツ園内に八朔の木があるのですが、木の数にすると数えるほどしかありません。当然ですが、個人販売や自家消費程度しか残ってません。
しかし、このような状況でも八朔のもつ独特な食味のファンの方も多く、全く需要がなくなったわけではありません。
当園のお客様の中には毎年、心待ちにしてくださっている方もおられます!
今シーズンの八朔の着果状況なんですが、昨年の半分以下になりそうです。
というのも、昨シーズンが表年にあたり着果量が多かった影響もあり、今シーズンは裏年になることも少なくなった要因です。
そこで、この隔年をいかに少なくするのかが安定生産にとってとても重要になってきます。
この八朔は剪定によっても着果量に大きく影響が出ます。その為、剪定には注意が必要なんですが、当園の場合、今は木全体の高さを低くしているところなので、なかなか思うような剪定が出来ません。
この木を低くする作業が終わればそれなりに剪定できると思うので、もう少し辛抱してみます(笑)
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