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クラファンスタート&「ねのわ」動画公開のお知らせ

12月5日、ついに 新しいクラウドファンディングがスタート しました!

今回のテーマは、地域に眠る資源を「未来につながる循環」に変えていく取り組み。

それを象徴するように、同じタイミングで 「ねのわ」の紹介動画 も公開されました。

▼「ねのわ」紹介動画はこちら

映像を通して、里山の営み・名取の風景・そして“循環する暮らし”の価値がきっと伝わると思います。

そして今回のクラファンでは、

これまで積み重ねてきた 「土を育て、森を守るためのバイオ炭づくり」 をさらに前進させるためのプロジェクトを進めています。

▼クラウドファンディングページはこちら

https://readyfor.jp/projects/nenowa

地域にある木々や竹、剪定枝などを炭化し、

それをもう一度土に還す…。

シンプルだけど持続可能な循環を実現させるために、みなさんの力をお借りしたいと思っています。

名取という小さな集落で始まった取り組みですが、

未来の里山づくりの一つの形を提示できると信じています。

動画と合わせて、ぜひご覧いただけると嬉しいです。

応援、シェア、どうぞよろしくお願いいたします!

作業日誌(天草の収穫!)

2025年12月3日

晴れのち雨 16.2℃

園地:ニナバ(天草園

収穫量:46ケース

作業内容

今日も天草の収穫を継続。午後からは雨の予報だったため、急ピッチで作業を進めた。

収穫中、果実に小さな虫食いの穴を発見。

この園地は共同防除のため、最低限の農薬散布がある。それでもこのような被害が出るのは、やはり環境や生態系の影響が大きいのかもしれない。

初見・メモ

虫食い果が散見される …。

農薬を使っていても、完全に防ぎきれない自然の難しさを改めて実感。

今年は表年で着果量が多く、果実の数が増えた分、どうしても果実間の環境(風通し、果実密度など)の影響を受けやすくなる。

病害虫対策と同時に、着果量の管理(摘果) や 間引きの徹底 を再考する必要がありそう。

作業日誌(天草の収穫開始)

2,025年12月2日

晴れ 18.5℃

園地:ニナバ(天草園)

収穫量:24コンテナ

作業内容

今シーズンも恒例の天草の収穫からスタート!

着色は十分に進み、酸もほどよく抜けてきた。まさに収穫適期という印象。

今年は “表年” ということもあって着果量が多く、その分サイズは小玉傾向。

ただし、当園の考え方からすると 「小玉=不利」ではなく、むしろ自然のバランスが生み出した姿として好ましい側面もある。

味はしっかりと濃く、天草らしい爽やかな甘さと酸味の調和がとれている。

初見・メモ

・小玉傾向は想定通り。

・食味は良好、ジューシーさも十分。

・今後の収穫ペースを見つつ、貯蔵分とのバランスを考える。

作業日誌(デコポン園で陰切り)

2025年11月26日

晴れ時々曇り一時雨 21.7℃

園地:オチミズ(デコポン園)

作業内容:陰切り(雑木の手入れ)

今回はデコポン園の外周に広がる雑木の陰切り作業を実施した。

当園の周囲は耕作地よりも雑木林が多く、農薬や肥料の飛散を受けにくいという利点がある一方で、日照や風通しを阻害しやすいという課題もある。

特に近年は雑木の手入れをする農家が減りつつあり、園地管理としてこの部分に向き合う必要性を改めて感じた。

雑木も防風垣と同じく、“木を守るために木を整える” という考え方が重要。柑橘は周囲の環境要因に敏感だからこそ、木が本来の力を発揮できる環境を整えることが大切だと実感している。

そして今シーズンからは、この雑木の処理材もバイオ炭化して園地に戻していく方針へ。

森の保全 → 炭化 → 土へ還元 → 柑橘の生命力アップ

という循環を作るための、新たな一歩となった。

「周囲の環境も含めて園地を育てる」

そんな思いで、これからも一つひとつ積み重ねていきたい。

初見・メモ

雑木の陰が強く、日照不足が気になる場所が複数 手入れ後、園地への風抜けが改善 丸太は炭化可能なサイズにカット済み 雑木の炭化は今後の大きな循環の柱になりそう

作業日誌(みかんとはるみの収穫と防風垣の手入れ)

2,025年11月20日

晴れ 12.2℃

園地:午前中→ジルクミ(みかん園)

       トミノカ(はるみ園)

午後→ウマキ(清見タンゴール園)

作業内容

午前中はジルクミのみかん園で収穫作業。

このみかんは自家消費用に5本だけ植えたのが始まりやけど、お裾分けした取引先の方に大変気に入っていただき、翌年から全量買取に。

外観を気にされず、当園の取り組みと食味を評価していただいていることに感謝しかない。

その後はトミノカへ移動し、道の駅販売用のはるみの摘果玉を収穫。今年もシロップやトッピング用として使われるため、一つひとつ丁寧に選別しながら収穫した。

午後からはウマキで防風垣の手入れ。

防風垣の高さに加えて石垣の段差もあるため、常に高所作業になるが、冬場に向けて太陽の光をしっかり取り込めるようにする大切な作業。

安全第一で進めた。

初見・メモ

・ジルクミのみかんは、当園の思想を理解してくれている取引先により今年も全量販売が決定。

・摘果玉の需要は年々増えており、新しい価値が生まれていると実感。

・ウマキの防風垣は冬に向けて極めて重要な管理作業。高所作業用の装備点検を継続して行う。

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