不知火園の摘果作業中、ミカンハダニらしき被害を確認しました。
それまではあまり気にならない程度だったのですが、急激に被害が増えているような気がして…。
確かにアカダニの存在は分かっていたのですが、それもよく確認すれは1・2匹見つけることが出来る程度でした。
もちろん、ミカンハダニらしきものは全く…。
しかし、これらダニ類の成長は驚くべき早さで、約25℃の条件下だと1週間、通常でも2週間もあれば卵から成虫になり、卵を生むそうです。
確かに、そのスピードで増殖すれば気づく前に被害が広がっていても仕方がないかもしれませんね。
全体的に被害が広がってしまった状態で薬剤を散布しても効果は限定的で、しかもダニそのものが抵抗力を持つので同じものは効果がないともいわれています。
そこで大切なのは早期発見し、効果的な薬剤の散布をすること、しかも、繰り返し同じ薬剤を使用しないことがポイントになるようです。
また、土着天敵の活用も忘れてはイケないですね。
柑橘にとって被害の発生が多いミカンハダニやサビダニ等の天敵による駆除方法にも注目していきたいところです!
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