天草(あまくさ)の生育状況…。

天草2

とてもジューシーでサッパリとした甘さが特徴の天草。
当園では海抜の低い南向きの園地で栽培しています。

この柑橘は花をよく咲かせます。なので、当然ですが実も多く着きます。
年によっては多少の隔年はあるようですが、とにかくよく生ります!
多く実を着けると玉肥りが悪くなり、小玉傾向になってしまいます。
整理落果によって多少は少なくなりますが、摘果作業が重要なポイントになります。

この天草の精品率を上げるには摘果が大切です。
当園では3回に分けて摘果しているのですが、そのタイミングによっては思うようにサイズが大きくならないことがあります。

この柑橘は年内に収穫し、しばらく貯蔵した後出荷するようになります。
なので、夏頃には摘果作業を終わらせておくことが大切になります。

柑橘の美味しさはそのサイズによっても大きく違ってきます。
大きすぎても小さすぎてもダメなので、その時期の気象状況を見極めながらの作業が大切ですね!

 

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今シーズンは木の樹勢の回復が早いような気がします…。

天草1この園は海抜が低い上に南向きのため、とても日当たりがよく気温が高い傾向にあります。
なので、雨が少ないと木の樹勢が直ぐに弱くなる傾向がみられるのですが、今シーズンは樹勢の回復が早いようです。
新芽が伸びる春の気象状況が良かったのかもしれません。

一般的に柑橘は、樹勢が良いと実の着く量が少なくなり大玉傾向になるといわれています。
それとは反対に、樹勢が弱い場合は実をたくさん着ける傾向にあり、小玉が多くなるといわれています。
今シーズンは木の樹勢はそれほど悪くはなく、例年よりも元気な気がします。

昨シーズンの収穫量が若干少なめだったので今シーズンは多くなっているのかもしれませんね!

 

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天草らしい着果量です!

天草3天草の実の着け方にも特徴があります。
それは集まっているような感じで実を着けます。
整理落果するので、その状況のまま大きくなることは少ないのですが、それでも多くの実を残します。
なので、摘果作業によってバランスよく摘果していきます。

摘果のポイントとして数を少なくすることはもちろんですが、極端に大きくなり過ぎたものや小さくなりすぎたもの、病害虫の被害にあっているのも、そして、結果枝に生っていないものなどをその時期によって落としていきます。

これからも整理落果があるので、それが終わってから摘果作業に入っていきたいと考えています。
これからどれくらい落ちてくれるのか…!?
しばらく様子をみたいと思います。

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