当園に5本ある早生みかんの初収穫量は40kg弱…。

早生みかん

ようやく初収穫を迎えた早生みかん…。
一年生の苗木を植えてから4年目になります。
これまでも実は着けていたんですが、全て摘果していました。
幼木時は根をしっかり張らせ樹勢をよくさせるのが目的です。
そして、木が若いうちは実が安定せず外観や食味もいまいち…。
この辺りでは10年~15年位の時期の柑橘が一番良いといわれています。

さて、初生りの今シーズンは5本の木で約40kg弱を収穫することが出来ました。
早生みかんならではの数量だと思います。
中晩柑の場合だと、これだけの数量を収穫することはないでしょう。

肝心の食味の方ですが…、
まだ酸味が強く、外皮や中のじょうのうもちょっと厚めです。
酸味の方はこれから予措しておくと口当たりは良くなると思います。
皮の厚さは木が成熟してくると薄くなり食べやすくなります。

これから木の成長に伴い収穫量も増え食味も良くなってくると思われます。
我が家の柑橘達にまた新しく仲間が増えました!

 

スポンサーリンク
[ad#blog-yugiboushi-site-01]

 

生産量が減少している温州みかんを植え付けたワケ…。

今シーズンの収穫量一昔前、「愛媛のみかん」といえば、そう、この温州みかんでした。
生産量も食味も日本一といわれ、県内各産地にも独自のブランドがたくさんあり、今でも「日の丸みかん」「真穴みかん」などは特に知名度が高いですね!

ここ佐田岬半島でも盛んに栽培されていましたが、新品種の開発や温州みかんの価格の低迷により栽培農家が減少してしまいました。
その影響で、極早生・早生みかんの生産量は激減し、清見タンゴールや不知火(デコポン)や愛媛県の独自ブランドの紅まどんなや甘平を栽培する方が多くなって来ました。

では、なぜ今になて温州みかんを栽培しようと思ったのか!?
その理由は単純で、ただ単に「食べたかったから!」・・・・・(笑)
自家消費のため、今の時期に食べる柑橘が欲しかっただけのことなんです。
確かに分けてもらうことは出来ますが、やはり、自分で栽培したものが一番なんです。(農家の方なら誰しも思うことだと思いますが…。)
自分が食べたいものを自分で作るって、ある意味、贅沢なのかもしれませんね!

 

スポンサーリンク
[ad#blog-yugiboushi-site-02]

 

美味しいと感じるのは人だけではないようですよ!

ハクビシンの被害この早生みかん、ちょっと酸味が強いとはいえ、既に食べれる状態です。
本来であれば完熟まで生らしておきたいところ…。
しかし、数日前から何者かが食べ始めました。
食べた様子からみてハクビシンだと思われます。
初日は2個だけでしたが、この日の朝は10個以上も被害に!
そこで急遽、全量収穫することにしました。

初収穫の今シーズンは40kg弱の数量でした。
サイズは大小バラバラで、外観もいまいち…。
食味はちょっと酸っぱいです。
この酸味は収穫後、一定期間予措しておくと抜けてくるので問題ないと思います。ですが、甘さは物足りないかもしれないですね!
木が若いからだけではなく、やはり、夏以降の雨の多さが影響しているのだろうと感じています。

さて、我が家に何十年かぶりに復活した早生みかん、来シーズンはどれくらいの食味に仕上がってくれるのか…。
今から楽しみですね!

 

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*