今日は昨日とは違って暖かい一日でした。
不知火の収穫作業をしていても汗ばむくらいの…。
心配していた雪や低温による被害もなさそうな感じで、ひとまずホッとしています。
しかし、ちょっと気になることが…。
それはカメムシです!
今、収穫している園にカメムシが大量発生しているんです。
一見するとカメムシの存在など全くわかりませんが、実を収穫し、サンテの中を覗いてみると…。
多い時にはひとつの実に5匹も入っていたことがあります!
しかも、生きてるんですよね。
果実への被害はそれほどでもないんですが、これから先、どうなるんでしょうか!?
また、心配の種が出てきました…。
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なぜこの園はカメムシに好まれるのだろうか…!?
今、不知火を収穫している園は海抜の低い、日当たりの良い園です。
もちろん、冬でも比較的暖かく、今回のような雪や低温による被害には強い園です。
その環境のせいでしょうか、この園にはカメムシが多く発生します。
特に、11月頃から目立つように感じます。
通常、10月頃になると活動が弱まり、冬にはほとんど見かけなくなるといわれているカメムシですが、当園ではよく見かけます。
あまりにも数が多いので数年前にJAの指導課の方に相談したことがあったのですが、その時の回答は「冬場はほとんど活動しないので問題ない。」ということでした。
確かに飛び回っているような状況ではないのですが、果実を包んでいるサンテを剥がしてみるとかなりの確率でカメムシが潜んでいます!多い時には5匹もいたことがあります…。
特に今シーズンは多いようなので、果実への被害が出ないか心配です。
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カメムシによると思われる被害も!
カメムシは長い針のようなくちばしで実を刺して汁を吸うので厄介です。
着色前に被害にあると変色してしまい、着色後に被害にあうと実と皮が引っ付いてしまい、むきにくくなったり、食味が極端に悪くなります。
秋口にはここまでいなかったように思うのですが、寒くなってからこの園に集まって来たのかもしれないですね…。
周囲の園の方に聞いても、多少は見かける程度らしいのです。
やはり、この園の環境がカメムシの越冬に好条件なんでしょうか!?
このままなにも被害がなければいいのですが、これほどまでに多量発生していると心配になりますね。
この園で一日収穫作業して来ると、なんだか体がカメムシ臭くなっているような気がするんですよね(笑)
この匂いでイノシシやハクビシン、カラス等の害獣が寄り付かなくなるといいんですが、それもなさそうだし…。
本当に困ったものですね。
このままカメムシが活動できないくらいの気温が続いてくれることを願うしかないですね!
収穫が終わるまで…。