実の生っていない時でもイノシシ対策は重要なんです!

電気柵本器

ここ数年、イノシシによる被害が急増しています。
この佐田岬半島でも柑橘園に出没しては果実を食べるといった食害が急増しています。
各農家さんはそれなりの対策はしているのですが、完全に防ぐことが出来ていない園地もあるようですね。

イノシシは冬場は柑橘の実を食べていますが、夏場は園地内の土壌内にいるミミズなどの生き物を食べているようです。
当園でも土壌内の餌をあさりに段々畑の石垣を崩しています。
様々な対策をしている園地での侵入は防げているのですが、何も設置していない園地では段々畑としての機能が果たせなくなってしまうのではないかと思うほど悲惨な状況になりつつあります。

対策を施している園地でも侵入を止めることが出来ずにいるケースもよくあるようです。
イノシシは侵入出来ると学習するとかなりの確率でやってきます。
例えば鉄筋柵の場合だとしっかり固定出来ていないと簡単に押し上げてたり、曲げるなどして突破していきます。
何分、イノシシの鼻の力は80㎏程度なら平気で持ち上げるとか…。
なので、どんな対策をとるにしても一番最初に突破出来ないと思わせることが重要なんですね!

鉄筋柵等の場合は侵入出来ない場所だと思わせること、そして電気柵だと触れると感電して恐怖を与え、その柵線を危険なものだと認識させることが先決です。
そう思わせることで頭の良いイノシシは警戒して侵入してこなくなるというkとです!

電気柵は心理柵!?

柵線

イノシシ対策で電気柵を設置する場合、いかにイノシシに柵線に触れると危険なものなのかを知らしめることが大きなポイントになってきます。
頭の良いイノシシは一度怖い思いをすると、そう易々とは侵入しようとしません。

電気柵の設置後、一番最初に恐怖心をうえつけると次回からは警戒して容易に近づくことはないと思われます。
それが、最初に機能しなかった場合、怖いはずの柵線がただのヒモだったら…。
これこそ簡単に突破されてしまいます。
イノシシは鼻で探りを入れてきます。つまり、最初に柵線をみると鼻で触りチェックすると考えらえます。
その時にショックを与えることが出来れば成功なんですが、失敗すると次からは怖がらなくなり線を無視して侵入してくるようになるでしょう。
イノシシの体は厚く硬い毛に覆われていて、いくら高電解が通っていても平気で侵入します。

このようなことから電気柵での効果をあげるためには、この最初が大切になるので、設置後は常に電気を流し、接触してくるのを待つことが大切です。
当然ながら、侵入を試みるイノシシが1頭じゃない可能性も高いので、しばらくは電気を常に流しておくことが大切です。

設置後の管理にも細心の注意が必要です。

柵線の劣化

電気柵を設置したらその能力を100%引き出すためには、常に一定の電流を流し、イノシシの鼻ずらに触れさせるように管理することが大切です。
この管理が大切なんですが、これが意外と出来ないんですよね…。

柵線の位置の調整や漏電を防止するために草等が触れないようにすることも一定の電圧を確保するためには大切で、これが出来るかどうかが効果をあげれるかどうかの分かれ目になると思います。
柵線は2段で下の段は地面から20㎝、上の段はそこから20㎝(地面から40㎝)のところに設置するようにします。
これはあくまでも一般的なもので、設置する園地の状態にもよりますが、この数値を目安にすると良さそうですね。
また、年数経過による劣化もあるので、ある程度の年数が経過したものは状態を確認して交換することも大切です。

柵線の管理で最も大切なのが周囲の除草作業です。
線に草が触れないようにすることは漏電防止のために大切です。
電気柵を設置しているのに効果をあげることが出来ないのは、この柵線の管理が出来ていないことが多く、手間はかかるのですが、実施することが大切です。

大人な味わいのジュースって!?

四国最西端に位置する日本一細長い佐田岬半島!

その先端部で栽培された柑橘のサンフルーツ。

その独特な食味を余すところなくジュースにしました。

木上で完熟させたサンフルーツをさらに一定期間追熟させました。

その果実をまるごと搾った果汁100%のストレートジュースです。

爽やかながらもちょっぴり苦味のある味わいがクセになるかも…。


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