ここ数日、不知火園で収穫作業をしています。
そんなおり、園内を飛び回る鳥の数が徐々に多くなってきています。
やはり、不知火を狙ってやって来ているようです。
最初はメジロ程度の小さな鳥たちでしたが、数日前からヒヨドリの数が増えてきて、今ではカラスまで飛び交っています。
これは非常にマズイことになってきました…。
メジロ等の小鳥程度であれば、それほど食害の被害が多くはありません。
が、ヒヨドリになると手当たり次第に果実に穴を開けてきます。
さらにカラスとなると枝をへし折って食べるので本当に困りますね!
色々な対策も効果は少ないようで、何をしても慣れてしまみたいです…。
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本当によく食べます!
鳥による食害は色々な柑橘でみられます。
中でも不知火は特に多いような気がしますね!
不知火は果実そのものも大きく、その割に外皮が薄いのが特徴。
しかも、果汁が多く、じょうのうと呼ばれている内皮も薄いので鳥たちにとっては食べやすいのでしょう。
しかし、鳥の食害防止のための袋を被せているのに食べられてしまいます。
被せた実でも、隙間があるとそこからクチバシを入れるようです。
一度、カラスやヒヨドリのような鳥が穴を開けると、メジロのような小鳥たちも食べやすくなるのだろうと思います。
中には、果肉が残ってないものまである始末です…。
このような被害の起きている園でも上空にワシやタカ等の猛禽類がいるときは近寄って来ません。
ここ佐田岬半島は渡り鳥の通過地点になっているので様々な鳥たちがやって来ます。
この食害をもたらすメジロやヒヨドリもそうで、群れを作って飛び立って行く姿をよく見ることがあります。
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今シーズンの不知火は口当たりが良くなってます!
今シーズン、様々な柑橘達は酸抜けがよく口当たりの良い仕上がりになってきています。
この不知火も同様で、今の時点で普通に食べれるくらい酸抜けが進んでいます。
実際に食べてみても酸味を感じる実にあたったことがないのが現状です。
そのような口当たりの良さが鳥たちの食欲をそそるのか、食害が目立ってきています。
不知火は今頃収穫して、食べ頃になるのが3月に入ってから…。
例年だと、この段階では酸味が少しあるんですが、今シーズンはちょっと様子が違います。
昨年秋以降の雨量が多かった影響が出ているのかも知れないですね!
いずれにせよ、美味しいことはイイことです!
鳥たちに食べられてしまう前に収穫を急ぐほかないですね(笑)