「はるか」の栽培は難しいようです…。

はるかの実

先日、親戚からはるかを頂きました。
この柑橘は爽やかな甘さが特徴です。
見た目はレモンを丸くしたような感じで、皮が厚くちょっと剥きにくいですね。

当園でも数年前に1本だけテスト的に植え付けてみました。
しかし、思うような結果が出ずに園地的に不向きと判断しました。
なので、本格的な栽培には至らなかった経緯があります。

毎年、親戚から頂いているのですが、あまり上手く出来ていないように感じます。
どうやら栽培が難しいうえに市場価格が低く、採算も取れないことが多かったようで、ついに改植することにしたようです。
その方の園地でも不向きだったようです…。

 

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はるかは隔年が多く栽培しにくい…。

はるかの木当園では清見タンゴール園にはるかをテスト的に植え付けてみました。
この園は海抜が低く日照もそこそこあります。
ただし、午前中は日の出から日差しが届きますが午後からは影になることが多く、十分な日照時間を確保出来る園ではありません。
しかし、この園の清見タンゴールは酸抜けがよく、さっぱりとした甘さが特徴なので、はるかにとっても十分期待できると考えていました。

確かに、食味は良かったんですが、隔年がひどくい状況でした。
まだ木が若いので余計にそうなるんだと思います。
あと2・3年もすれば安定してくるはず…。

収穫時期がサンフルーツや清見タンゴールと重なることもあり、今のところ本格的な栽培には至っていないのが現状です。

 

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皮が厚く食べづらいのが難点…。

頂き物のはるかこのはるか、皮が厚いのが特徴でもあります。
外皮は厚みがあり硬いので向きにくく、食べる際にはカットしていただくか、外皮に切り込みを入れてから剥いて食べるようにします。
また、中のじょうのうも厚いので、そのまま食べると気になるかもしれません。
そして、種もあるので最近人気の柑橘と比べると食べづらく感じます。

しかし、食味は良くて爽やかな甘さは魅力的です。
また、厚めの外皮を利用してマーマレードを作るなど、色々なアレンジを加えると面白いと思います。

ところで、市場で人気の柑橘をみると、最近の傾向として糖度の高くいものが好まれているようです。
また果肉もゼリーのような食感のもやプチプチとしたものなど、それぞれの柑橘で特徴があるものが注目されていますね!
さらに、食べやすいことも大切で、皮が薄く外皮は手で簡単に剥けて、中のじょうのうは口にしても全く気にならないものが人気です。

このようなことから考えてみると、このはるかは少し違っているので、今ひとつなのかもしれないですね。
食味は良いと思うのですが…。

一度食べると忘れられない味わいの不知火とは…。

その独特な食感と濃厚な味わい、さらに香りの高さが人気の不知火…。

ザクッとした食感でありながらもあふれんばかりの果汁、さらに皮をむいた時に広がる独特の香りは柑橘の中でもトップクラスです!

不知火とは一般的に呼ばれているデコポンのことで、数ある柑橘の中でも人気がある品種のひとつです。

中でも、ここ佐田岬半島の宇和海側で栽培されているものは味が濃くて最高に美味しいと市場でも人気の産地のひとつです。

ここ愛媛・にしうわ産の不知火、まだ味わったことがない方、この機会にぜひお試しください!

 


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