先日、母とお盆の買い出しにスーパーに行った時のこと…。
そろそろハウスみかんが出ている頃だと思いフルーツコーナーへ!
愛媛産を始め数点並んでいるのを見かけました。
で、よく見てみると輸入オレンジも並んでいるではないですか!?
しかも「手で皮がむけるオレンジ」ってキャッチフレーズが!
まだまだ勉強不足ですね…。
で、味見に買ってみようと思ったんですが、あえなく却下(笑)
どうやら防カビ剤の表示が気になるのと、異常なまでの着色の良さとテカリが気に入らない様子でした。
まぁ~、柑橘農家なんで、そのあたりのことは分かっているとは思うのですが…。
ところで、この防カビ剤なんですが気になる人には気になるようですね。
食品には少なからず腐敗防止のための対策は取られています。
それが農薬の使用や加工方法であったり、または消費期限の短縮であったりします。
特に輸入品の場合、長い旅路を経てやって来るので仕方がないですよね!
購入する側からみてもカビた商品は買わないでしょうから…。
それよりも、海外の産地において手で皮がむける柑橘の生産が盛んになって来るとは思ってもいませんでした。
日本市場を意識してのことなのかも知れないですが、これからの動向に注目ですね!
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防カビ剤は食品添加物の一つとして扱われている!?
今回、スーパーで見かけたオレンジはオーストラリア産とカリフォルニア産。
そのラベルにはしっかりと防カビ剤の表示がされています。
もちろんですが、使用している限りは表示の義務があります。
よく見かけるのはTBZとイマザリルという薬剤ですよね。
これらがなぜ食品添加物として扱われるのか!?
それは、国内生産の場合、収穫前までに使用される物に関しては農業生産用の資材としての農薬で、収穫後に商品となったものは食品衛生法の範囲内になり食品に使用される物に関しては食品添加物として扱われるということらしいですね。
また、これらの防カビ剤は果実の表面に付着しているので皮をむいて食べる分には影響がないということです。
果皮を使うレモンや、マーマレード等に加工する場合でもよく洗うことで体内に入っても影響がないレベルになるということです。
まぁ~、食品に対する安全性が問われている昨今、当たり前ではありますが…。
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国産柑橘を脅かす存在になるのかな…。
「コタツの中でみかんを食べる。」
みかんのイメージとしてよく表現されることですが、最近はそのようなシーンでみかんを食べている人は少ないかもしれません。
しかし、手で皮をむくことができて、そのまま食べれる手軽さを求めている消費者が多いことは確かです。
それを代表するのが昔から食べられてきた温州みかんです。
その時代のニーズに合わせて品種改良も重ねてきて庶民の味として人気があります。
しかし、それに対抗する輸入オレンジが出てきたことで市場が変わってくるかもしれません。
相乗効果で消費が伸びれば良いのですが…。
柑橘農家として注目すべきですね!
それにしても、あの鮮やかなオレンジカラーが気になりますねェ~。