3年前に苗木を植え付けた清見タンゴール。
今シーズンで4年目をむかえます。
木の根もしっかりと根付き、いよいよ本格的に実をつけさせることに…。
若木のうちは精品率が上がらない傾向にあります。
やはり、木の成長の勢いが強いせいもあって、なかなかきめの細やかな果実になりません。
しかし、年々実の着ける量が多くなってくるにつれて精品率もアップしてくるので気長に待つこととします!
木の状況は根の張具合もよく、木の樹勢も良い状況です。
そして、着果量もそれなりにあるので、今シーズンから収穫出来るようにしたいと思っています。
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若木の着果量は…!?
一年生の苗木を植え付けたのが3年前…。
4年目になる今シーズン、いよいよ実の収穫を本格的に行います。
そうはいっても、まだまだ木が若いので、収穫の量はそれほど多くなるとは思っていませんが、着果させるクセをつけさせるためにも少量でも着果させる方が良さそうです。
やはり20年以上も経過している木達に比べれば着果量は少なめです。
しかし、いい感じの実の着け方をしているのが分かります。
木の大きさや葉の数からしてみてもそれほど多くの実をつけさせることも出来ませんが、いわゆる「生りぐせ」を着けておく必要があります。
このようにすると、比較的隔年の差が少ない状況になって来るといわれています。
この清見タンゴールは比較的隔年の少ない柑橘だとは思いますが、その年の自然環境によっては多くなり過ぎたり、生りが少ない木は出てきます。
このような隔年は剪定によってある程度少なくすることができるといわれています。
まだまだ勉強の日々が続きますね…。
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果実ひとつひとつは大きいのが目立ちますが…。
この若木に着果している実をよく見ると、ちゃんとした結果枝に生っているものが多いことに気が付きます。
このような生り方をしたものは良い果実になることが多く、サイズも大きくなる傾向にあります。
しかし、いくら理想的な実の着け方をしているからといっても着果量が多い場合は摘果することによって調整する必要があります。
木の若いうちから多くの実を付けさせると木の樹勢が悪くなるのが早く、寿命も短くなるといわれています!
また、若い木の特徴でもありますが、清見タンゴールの場合は糖度が思うように高くならないような感じもします。
やはり、樹勢が良い木の実は大玉になる傾向が強く、その分、他のものと比べると糖度が低いようです。
若木のうちは無理をさせず、徐々に生らす量を増やしていくことが寿命を延ばし、美味しい清見タンゴールを作ることに繋がると考えています!