先日から定期防除も始まり、いよいよ作業も忙しくなって来ました。
除草作業に選定作業、そして、各病害虫の定期防除。
それぞれの作業をこなしつつの日々が続いています。
そんな作業中に喉が渇いた時の楽しみが、収穫し忘れた果実を食べること!
毎年、ちゃんと収穫しているつもりですが残っているんです(笑)
作業している縁で残っている柑橘も当然違いますが…。
その食味はどれもジューシーで糖度もあり、十分満足することが出来るものが多いんです。
本来、ある意味での完熟とはこのような状態がいいのかもしれません…。
しかし、当園で栽培している中晩柑は一定期間の貯蔵が必要です。
なので、全てを木の上で完熟するまで生らしておくことは出来ないのが現状です。
っというより、今まで生らしておくと収穫後直ぐに食べないと傷んでしまいます。
だから、農作業の合間に食べるからいいんでしょうね…。
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今の時期まで生らしておくと美味しいのは何故?
最近、除草作業の合間に木の選定&縮伐&間伐も行っています。
その作業の休憩の時に食べる、木生り完熟した柑橘を食べるのが楽しみになっています。
柑橘といっても、今頃まで残っている果実で食べれるのは清見タンゴールとサンフルーツくらいですが…。
それ以外の物は水分がなくなりパサパサ状態になっています。
この時期まで木で為らしておくと、酸抜けが進み甘さが際立ってきます。
この状態を過ぎると果汁が少なくなり味も薄くなってきます。
清見タンゴールはそもそも甘いのでそれほど甘さが増した気はしませんが、サンフルーツは独特の酸味が抜けて甘くなり、果汁もほどよく抜けてくるので食味がとても良くなります!
汗をかいた時に食べるサンフルーツはとてもサッパリしていて美味しいですよ!
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完熟を過ぎた採り残した果実は…。
木上で完熟を迎えた柑橘は徐々に水分が抜けてきます。
さらに時間が経過すると外皮の紅が薄くなり、やがて緑色に変色…。
このようになった果実は、味もなくなり食用としては価値がなくなります。
柑橘の種類にもよりますが、外見の色が変わってくる頃が食べれるか食べれないかのサインになります。
とくにサンフルーツは緑色になるのでビックリしますよ(笑)
そもそも、収穫時に採り忘れるくらいなので木の陰や下の方の目につきにくいところが多いと思います。
その辺に生っている果実がとくに長持ちします。
やはり、熟すのが遅い場所で生っているのが今頃になって食べ頃になっているんでしょう!