ここ数年、人気が高まってきている国産レモン。
レモンはその果肉よりも外皮を利用することが多いため、安心・安全な国産に注目が集まってきているようです。
栽培に適しているのは温暖で風の影響が少ない地域が良いようです。
年間の平均気温が15℃~16℃以上が良く、冬場の最低気温が-3℃から-4℃以下にならないことがポイントのようです。
ちなみに、国内産地では広島やその島しょ部が有名ですね!
また、家庭菜園において、鉢植えでレモン栽培を楽しむ方も増えているとか…。
これから益々注目されてきそうですね!
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半島の自然環境とレモン栽培…。
「レモンは風に弱い…。」
そんなイメージが強いレモン栽培ですが、実際のところどうなんでしょうか!?
柑橘類の中でも極めて寒さに弱いとされていて、しかもかいよう病にも弱いことから、温暖で風の影響をあまり受けず、雨量の少ない地域が栽培適地といわれています。
これらを考慮すると、この半島で栽培する際のネックとなるのは風かもしれません…。
しかし、今、栽培している中晩柑類も似たような性質を持っているものもあるので不可能ではないことは確かです。
おまけに、風対策としての防風垣が効果を発揮してくれるでしょう。
土壌の種類もあまり選ばないようなのですが、木の樹勢が強く、結実量も多い。しかも、四季咲き性なので、土層が深く、有機物や腐植含有量の多い土壌が適しているようです。
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中晩柑類と同じような病害虫に注意が必要!?
レモン栽培をするにあたり、病害虫の被害も考慮しなくてはイケないですね!
特に注意したいのが、かいよう病のようです。
この他には、そうか病に黒点病、さらにチャノホコリダニにハダニ類にミカンサビダニにも注意が必要なようです。
また、カイガラムシ類やミカンハモグリガ等の被害も多いよです。
これらの病害虫は中晩柑類にもみられるもので、同じような対策が必要になるようです。
しかし、レモン自体の性質上、食材として外皮も利用することが多く、香りを重視することも多いかと思われます。
そうなると、出来るだけ各病害虫の防除の為の農薬の散布は避けたいところ…。
必要最低限の病害虫の防除や肥料の使用で、ここ佐田岬半島の厳しい自然に対応していくことができるのか…!?
むしろ、レモン栽培に適した環境の場所を探すほうが良いのかもしれません。
我が園でも、全てが同じよな環境で栽培をしているワケではありません!
その中でレモンの栽培に向いている園地があるような気がします。
もう少し研究してみる価値はありそうですね…。
ちなみに、レモンの産地では広島県や愛媛県等の瀬戸内側が多いようです。
今更、この半島で栽培をしてもどうなのか…。
そのようなことも考えたりしますが、発想を変えれば、この半島で栽培すると、どんなレモンに仕上がるのか!?
もしかすると、ひと味違ったレモンになるかもしれません!
「佐田岬半島で育ったレモン」って面白いかもしれませんね…。