35年を過ぎたポンカンの木の植え替えを始めました。

かれこれ35年を迎えようとしているポンカンの木。
しかも接木で栽培しているものもあるので、台座自体はかなりの長さになります。
それでも昨年は結構実を着けてくれました。

しかし、冬の冷たい風が災いしたのか樹勢が一気に低下…。
今になっても思うように回復していません!

そこで、この春に苗木を植え付けました。
そろそろこのポンカン園の若返りを図ろうというものです。
とりあえず10本の苗木を植え付け、根の張りが弱くなっている木から毎年徐々に進めて行こうと思っています。

それにしても、柑橘の木の働き盛りは10~15年といわれています。
この園のポンカン達はよく頑張ってくれました!
感謝ですね。

 

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台風と寒波の影響は想像以上に木にダメージを与えていました!

昨年秋にやって来た2つの台風。
通常、この辺りで台風の影響といえば南風によることが多いのですが、昨年秋の台風はいわゆる吹き返しと呼ばれる北寄りの風の影響を多く受けることになりました。
そのため、防風垣の効果が十分に働かず、多くのポンカンの木を倒してしまったり、枝を折ってしまうなど、予想外の影響を与えてしまう結果になりました。
実は、この辺りの防風垣は台風による南風の影響を防ぐことに重点をおいているのでその逆を付かれた感じですね。

そして、年明けからの寒波の襲来と低温状態が長く続いてしまったっことが追い打ちをかけたような結果になってしまいました。

それらの影響で、木の樹勢が弱ってしまい、本来だと気温の上昇で根が活発に動き始め、勢いよく新芽を出して来れるのですが、今シーズンはなんとか生き延びているといった状況です。

 

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先ずは一年生の苗木を10本植え付けました!

このポンカン園、実は数年前から徐々に木が枯れてくるようになっていて、所々で抜けた状態になっていました。
木の根が弱ってしまい、最終的には細根がなくなり枯れてきたような状況です。

そこでこの春、先ずは10本の太田ポンカンの苗木を植え付けました。
木の抜けてしまったところに補植する形で一年生の苗木を植え付けました。
先日、除草作業に行った際には、もうすでに新芽が伸びていて勢いよく成長しているようです。

半島の自然に耐えれなくなり寿命を終えようとしている老木、方やこれから厳しい自然の中を生き抜こうとして成長を始めた幼木…。
その両方を眺めていると複雑な思いにかられたことを思い出します。

この木を立派に成長させ美味しいポンカンを栽培することが自分の役目だと実感しています!

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