連休前、柑橘達の木の樹勢を回復するために春肥を施用しました。
今シーズン、大量の実を着けてくれたご褒美とでもいいましょうか…。
特に清見タンゴールの木は弱っているようです。
除草作業をすることも木の勢いを回復させるために必要なんですが、やはり肥料は大切なのではないかと!?
今、何かと話題の「無農薬栽培」や「自然農法」といった方法も効果的だとは思いますが、今のところそれを実施する技量がありません。
なので、今のところ人工的な肥料を頼っているのが現状です。
早く、木の持つ力、土や周囲の自然環境による循環能力の力を引き出せるような栽培農家になりたいと思っています。
が、まだまだ先のようです…。
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窒素・リン酸・カリウムについて…。
柑橘たち木にとって、葉っぱや茎の元となる葉緑素となる窒素、花や果実の成長を促すリン酸、根や茎を丈夫にするカリウムが最も大切な栄養素だといわれています。
今に時期に与える肥料は窒素の割合が多くなっています。冬場に果実を着けていたので木が弱ってきているんですね。
そして、この時期に新芽を出し、一気に花を咲かせなくてはいけません。なので窒素の含有率が大きくなっている肥料を与えてやるんです。
本来であれば自然の窒素循環環境の中で細菌などが作る硝酸や亜硝酸、アンモニアを栄養素とするようなのですが、現代の農業だとそれでは生産性が悪くなってしまいます。
そこで人工的な肥料を与えることで生産性を高めようというわけです。そうすることによって効率的で安価な作物を栽培することができるようになったようです。
あまり難しい話はわかりませんが、要は、自然界で作られる栄養素だけでは現代の私たちの望むような作物を作るのは困難なので、様々な技術を駆使してきたとういうことでしょう…。
しかしここ数年、原点回帰というか、本来の自然栽培を実践されている方が現れ始めましたね!
これはかなり高度な技術と労力が必要だろうと思います。
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2種類の肥料を使い分け!
まず、ダッシュ065という春肥。
我が家では、サンフルーツにポンカン、伊予柑に天草、そしてはるみに施用しています。
これらの柑橘はこの時期の着花量が多く、少し樹勢が衰えている場合が多いからなのです。
例年、はるみにはこのタイプの肥料は施用しないのですが、少し樹勢が弱ってきていたので、今シーズンは与えてみました。
そして、配合肥料。
これは、清見タンゴールとデコポンに施用しました。
先ほどのダッシュ065はアミノ酸や有機酸を含んだソイルサプリエキスが入っていますが、こちらの配合肥料はホウ素とマンガンが配合されています。
今まではJAの指導のもと肥料の種類や施用量を守ってきていました。
しかし、周辺農家さん達もそれなりに工夫し種類を変えてみたり、コストを抑えたりしているようです。
(どちらかというとコスト削減の意図が大きいと思いますが…。)
我が家も除草剤の影響もなくなってきたので肥料の施用についても考えて行く必要があります。
このままコストのかかる肥料を使い続けるのも大変なんで…(笑)
そのためにも除草作業がポイントになってきます。
「美味しい柑橘は元気な土づくりから…。」だと思って頑張ります!
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