今の時期は雨さえ降ってなかったら除草作業がメインです。
毎日毎日、汗だくになって作業しています。
なので、熱中症対策のためにも水分補給は欠かせません…。
実は、こんな時ならでは食べ物があるんです。
それがサンフルーツです!
通常のものは全て収穫が終わり、もう残っていません。
しかし、当園の中で数カ所、サンフルーツの木がある場所があります。
サンフルーツの木に接木をしたもので、土台となったサンフルーツの芽が出て下の方に実っているというもの…。
なので、収穫することもなく残っているんです。
なぜ、この時期まで落果せずに残っているのだろうと思う時があります。
しかも、それが美味しいんです!
今頃になって食べても果汁が多く、さっぱりとした甘さは健在です。
きっと木の下の方に生っている裾玉であることと、日当たりがさほど良くないので熟すのが遅いことが考えられます。
渇ききった喉に潤いを与えてくれ、それと同時に疲れをもとってくれるすぐれもののサンフルーツ。
今の時期にしか味わえない絶品です!
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除草作業をすると現れてくるサンフルーツ!?
天草園に除草作業に行った時のこと…。
雑草に覆われている園地で除草作業を開始するとしばらくして姿を現したのがポンカンに接木したサンフルーツの台座に実った果実。
数個ですが、完全着色で、しかも手頃なサイズでした。
雑草に覆われてることでハクビシンやカラスなどの被害にも合わずにすんだのかもしれません。
それに適度に日差しをカットしてくれるので今まで実っていられたのかも…。
そう考えると、雑草も役には立っているんですね(笑)
木の上の方がポンカンで、いつも年末には収穫してしまいます。
そして、下の方にサンフルーツがあるのですが、ポンカンを収穫する時には時期的に早く、そのまま放置!
2月中旬以降から収穫を始めるのですが、数個のために来るのも手間がかかります。
なので、今まで手付かずになっているのです。
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最高の食味を味わえる楽しみ…。
地面すれすれに生っているサンフルーツ。
柑橘の場合、木のてっぺんと下のほうは食味が悪くなるので通常は摘果の際に落としてしまいます。
そのような不要とされている実が今に時期まで生らしておくことでこのような食味になるとは…。
毎年のように食べているのですが、多少の時期のズレはあるものの本当に美味しく食べれます。
それはどうしてなのか!?
これまで色々と考え、サンフルーツ園でも試してみたのですが、やはり、このような食味は出せなかったです。
このような条件を作り出せば商品化出来るかも知れないのですが、現実問題としてそのような栽培は無理です。
様々な環境条件が重なってこそ引き出せる食味なのだろうと思います。
まァ~、作業のご褒美ってことですね!