地温が12℃になる少し前に春肥を施用した方が効果的!

春肥

今日は春肥の施用をして来ました。
一応、作業スケジュール的には3月の下旬から4月の上旬にかけて実施することになっています。
しかし、ほとんどマニュアル通りに出来たことがありません。

収穫作業やその後の除草作業などが予定通りに進まないことがほとんどだからなのですが…。
毎年、このような理由で遅れているのでこの春肥に限ってはそれらの作業よりも前に実施することにしました。
施用の効果が変わって来ることも考えられますが、日程的には致し方ないことだと考えました。

どうせ春肥を施用するのであれば、効果的に使いたいですよね!
そこで、一番効果が見込まれる「地温が12℃になる少し前。」に注目してみました。
それが今の時期らしいのですが、計測していないのでなんとも言えませが、試してみる価値はありそうです!

 

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根からの養分の吸収は地温が12℃以上になると始まる!

粒状の春肥今回施用した春肥は粒状ものもを使いました。
これは施用してから少し時間を経過しないと効果がありません。
その目安は二週間だといわれています。

今日、これを施用したことによって今月の中旬頃には吸収されるはずです。
それまでに除草作業を済ませて地温を上昇させることが大切です!
ここ数日の暖かさ、いや、暑さで雑草はグングン伸びてきています。
その勢いはものすごく、すでに1m以上にもなっているものもあります。
例年、この雑草を処理したあとで春肥を施用していたのですが、そうすると時期が遅れてしまうので、先に実施したんです。

そうすることによって除草作業も期間を限られてしまいます…。
自分でプレッシャーをかけたようなものですね(笑)

周囲の農家さん達はほとんど除草剤を散布するようです。
確かに作業的にも楽で時短にもなりますが、そこは譲れないんで、ひたすら雑草と向き合おうと思っています!

 

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効果的な施用によって施肥コストを軽減したい…。

春肥の成分ここ数年、肥料の価格が高騰しています。
当園でも耕作面積は変動していないのに経費が増大するばかりです。
このことによって利益を圧迫しているのが現状なので、これを改善することが急務になっています。

また、土壌中のリン酸やカリは過剰になってきているとの指摘もあるようです。
過剰になっているものを投与し続けるのもどうなのか…。
それらを減らすことで土壌環境の改善にもつながると思うし、何より経費の節約にもなります。

今、施用している肥料を見直し、土壌環境を改善させて力強い根を作ることが美味しい柑橘の栽培へとつながっていくものと考えます。
またひとつ課題が出来ました…。
本当に百姓って日々勉強ですね!

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