レモン、国産

国産レモンの生産量は約1万トンでさらに増加傾向だとか…。

レモン1

今、生産されている柑橘の中でも注目されているひとつにレモンがあります。
少し前まではレモンといえば輸入によるものがほとんどというイメージでしたが、最近では国産のレモンを見かける機会が少しづつ増えてきましたね!
特に広島産は生産量も国内ではダントツです。
これはやはり「国産の方が安全」だという意識があるのだろうと思います。
そこで佐田岬半島で本格的な栽培が可能になれば収益商品になると思うのですが…。

では、このように注目されるレモンが栽培されてこなかったのはどうしてなんでしょうか!?
実は、ここ佐田岬半島でも栽培を試みたような話を聞くことがあります。
しかし、レモンは病害に弱いのが欠点!
しかも、その利用方法から農薬を使った栽培は敬遠されます。
なので、この半島のような厳しい自然環境の中では市場の期待通りの果実には出来なかったのだろうと思われます。
つまり、病害に強い栽培方法が確立出来なかったのが栽培を広げることが出来なかった要因だと考えます。

しかし、その難しいといわれた病害対策も木の管理によって成功させている農家さんがいることも事実…。
木の樹勢を強くして病害に負けない木に仕上げることに成功しているようなのです。
また、病害の発生を助長する風対策も園地の徹底管理によって不可能ではなくなると考えれば、ここ佐田岬半島での栽培も可能になるはずなんですが…。

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気になる存在の国産レモン…。

レモンの実

当園には1本だけレモンの木があります。
この木は随分前から植えているようなのですが、それほど大きくもならず、そうかといって枯れることもなく、今まであります。
毎年ですがそれなりに実も着けているのです。

果実が黄色くなる晩秋から初冬にかけて収穫して楽しんでいます。
とても香りがよく、それほど酸っぱくもないので、とても食べやすくなっていて、ちょっとした料理に使っているようです。
また、着果量が多い時はある程度の大きさになると摘果して、その青い実を使うこともありました。

このように利用価値が多いレモンなんですが、栽培には様々な条件があるようですね。
レモン栽培で名高い瀬戸内各地は、その条件にあっているのかもしれません。
また、その利用方法によっては外観が綺麗でないと商品価値が無くなることもあり、ハウスでの栽培も多いのが現状…。

これらのことを考えた場合、ここ佐田岬半島での栽培は難しいのかとも思います。
柑橘の栽培においては厳しい自然環境ではありますが、この半島で育った柑橘は濃厚な味わいと香りが良いことで人気があるのも事実です。
この環境下で本格的にレモンの栽培をした場合、どのような結果になるのか…。
非常に興味はあるのですが、踏み込めない自分がいます(笑)

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