今回の豪雨、本当にすごかったですね…。
ここ愛媛でもたくさんの方が被災し、亡くなられた方も多数出ました。
本当にご冥福をお祈りします。
そして、被災された方々の一日でも早い復旧を願っています。
ここ佐田岬半島では久々の青空になった今日、朝一番に各園の見回りに行って来ました。
被害は園地までの道路の土砂崩れが多数確認できたのと、園地の段々畑が崩れているところが数カ所ありました。
また、西宇和地区の大切なライフラインのひとつ、南予用水が一部破損しているようで、水の供給が十分でないので節水するよう呼びかけています。
このような大雨の後、園地を廻って目にする光景は石垣の隙間から水が吹き出しているということ…。
その時々で出る水の量は違いますが、ほぼ決まった所から出ているのが確認出来ます。
そして、昔の人がよく言っていたのは「ここから水が出るとそろそろ梅雨もあがる。」ってことです。
実際に今日、ある石垣の隙間から水が出ているのを確認しました。
そして、帰宅後にTVで梅雨明け宣言が出されたのを聞きました!
これは偶然なのか…!?
昔の方々の長年の経験と、それを語り伝えてきた人々の凄さを改めて感じた一日となりました。
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豪雨の時だけ流れる水路の存在…。
当園の清見タンゴール園のひとつに、降る雨の量が多くなった時だけ水が流れる水路があります。
普段はもちろん、日常的に降る雨の量くらいでは全く流れる気配もなく、他の場所と同じような状態になっています。
これも長年の経験がこの水路を作ったのだと思います。
そうとは知らず、並べてあった石垣を邪魔になるので取り除いていたくらいです。
今はすごく反省しています…。
この水の流れが引いた時には積み直しておかないとイケないですね!
この園では地面を流れるようにしている箇所と地下に水路を作っているところがあります。
もちろん、これらは継っていたと思われます。
やはりこれも水の逃げ道を感がてのことだったんでしょう!
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今回もコンクリートで造られた擁壁で土砂崩れが発生!
今回の豪雨で土砂崩れが発生しました。
この地区では崩れることに関してはそれほど慌てることがないのが現状です。
元々、地滑り災害地域として注意喚起を促されている地域です。
この程度の土砂崩れでは慌てないのが通例です。
道路の側面にあたる擁壁はコンクリートで造られていて、水抜き穴もそんなに多くはありません。
これが石垣だったら…。
あくまでも憶測でしかないのですが…。
現代の土木技術も進歩しているので、今回の土砂崩れとの因果関係は分かりません。
また、石垣の補修にセメントで目地を埋めることがあるようです…。
さすがにこれは止めて欲しいですね!