不知火は木の天辺から50cmは全量摘果します!

天生り果

今日は木のてっぺんに生っている天生り果、つまりウラ玉を落として来ました。
これは海抜の低い園地で摘果作業をした時、三脚を持っていなかったので、残しておいた実です。
特別な意味はないんですが…(笑)

この天生り果、本来は一番最初に摘果する場所でもあります。
それは、てっぺんに生っている実は外皮が厚く、肌も荒いんです。
しかも、果汁が少なく糖度も低い傾向にあります。
そうなんです。残しておく理由はないのがこの天生り果なんです(笑)

しかし、隔年になって着果量が極端に少ない時は最後まで残しておいて、袋(サンテ)掛け作業の時に落とす場合もあります。
それは、着果量が少ないのに早めに落としすぎると秋芽が出るので、それを防止するために残しておくケースがあります。

 

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天生り果は日焼けしやすい!

日焼けした果実木のてっぺんに生っている実は夏の日差しがキツい時に日焼けを起こしてしまいます。
そうなると皮が固くなり、外観も悪くなります。

天生り果は良質な結果枝になることが少なく、樹勢の強い枝に結果するので果皮が荒くなったり、外皮が厚くなったりします。
なかには奇形果になるものもあり商品価値の低いものが多くなります。
また、食味もイマイチで、果汁が少なく糖度も低い傾向に…。

このようなことから木のてっぺんになっている実は全量摘果することがベストだといわれています。

 

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天生りは着果量が多いようですね…。

天生り果の摘果後この園の不知火はてっぺんにもよく生っています。
全体的にも着果量は多いのですが、他の園地の不知火と比べると多い方ですね。
やはり木が大きいということもあるのかもしれません。
この園地を不知火に改植したのも早かったし、接木でスタートしたんですが早い段階で全て苗木にしたようです。
接木よりも苗木の方が長い目でみると品質も安定しているようですね。

この日もてっぺんから50cmを目安に全量摘果したんですが、ちょっと落とすのがもったいないくらい生っていました。
とはいっても、天生り果を落とすことで、木の中間部になっている実に栄養が行き渡りやすくなり、品質のアップにもつながるので、結果的には良いのですが…。

さて、この園地もそろそろ仕上げ摘果をしておかなくてはいけません。
とりあえず、仕上げを済ませておいて、あとは気がついた時に摘果する程度でよいと思います。
あとは雨さえ降ってくれればサイズアップも期待できるでしょう!

大人な味わいのジュースって!?

四国最西端に位置する日本一細長い佐田岬半島!

その先端部で栽培された柑橘のサンフルーツ。

その独特な食味を余すところなくジュースにしました。

木上で完熟させたサンフルーツをさらに一定期間追熟させました。

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爽やかながらもちょっぴり苦味のある味わいがクセになるかも…。


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