薪風呂で使う一年分の焚きつけ用の枝を確保!

薪風呂の焚口

園地から帰ってきて汗を流し、サッパリしたところでようやく一日の作業が終わった気がします。
もちろん、真っ先に風呂に入るのですが、シャワーではなく、湯溜めの風呂でもない、薪風呂です!
我が家ではお湯を溜めて入ることはあまりなく、出来る限り薪で沸かして入るようにしています。
作業が忙しく、沸かす時間がない時などはシャワーやお湯を溜めて入ることがありますが、普段は薪を使って沸かして入るようにしています。

春先の改植時期から梅雨前の剪定時期の間に切った枝や幹を薪風呂用としてストックしておきます。
柑橘の木は固く、燃やすと火力が強いので焚きつけ用としては最高の材料だと思っています。
中でもサンフルーツの木は使い勝手が良く、ほとんどサンフルーツの木を使っています。
ちなみに、薪風呂は体の芯から温まり、湯冷めしにくいので、おすすめです!

適度に枯れた状態でストックするのがベスト!

焚きつけ用の枝

薪風呂の焚きつけにするには適度に乾燥させることが大切です。
なので、春先に改植した園地のものは丸太に限っては1か月程度園地で乾燥させておき、その後自宅の倉庫でストックします。
そして、枝の方はサンフルーツ以外のものは焼却処分し、サンフルーツのものは葉が落ちるのを待って持ち帰ります。

焚きつけ用にする際、乾燥してないと燃えにくいですし、乾燥させ過ぎるとすぐに燃えてしまうので、火力が弱く、長い時間燃えてくれないんです!
なので、タイミングがとても大切になってきます。
我が家では幹の部分は丸太にしておき、園地内で乾燥させます。
風雨にさらすと比較的早く乾燥状態になるので、それまで放置しておきます。
そうはいっても、長く置きすぎると、これが黒点病の発生源にもなるので、それまでには園地から引き揚げてきます。
そして、細い枝の部分は釜戸の中で最初にたきつけるために必要で、適度な太さの小枝であるとともにしっかりと乾燥させることがポイントです。

しかし、梅雨に入りそうなときは小枝についている葉が落ちてなくても持ち帰ることがあります。
長い期間、風にさらされると火力が弱くなったりすぐに灰になてしまうので、これも適度な乾燥状態でありことが望まれます。

枝を束ねるタイミングのにもコツがいります!

束ねた枝

改植した枝や剪定枝は適度な長さに切っておきます。
そして、葉が落ちてしまうまでは園地内に放置しておきますが、これも丸太同様、適度に乾燥するまで放置しておくのですが、この際、風雨にさらし乾燥させ過ぎるとクズクズになってしまったり、燃やした時の火力が弱くなりすぎることがあります。
なので、適度な乾燥状態で持ち帰り倉庫でストックしておくことがポイントになります。

園地に放置した状態で乾燥させるとやがて葉が落ちてきます。
束ねるタイミングとしては完全に落ちてしまうのがベストなんですが、その時々の天候によって早めに束ねて持ち帰ることがあります。
どのタイミングで持ち帰るのかがポイントで、葉が落ちてないときに束ねると、しばらくして葉が落ちた時に縛りが緩くなってしまい、使い勝手の悪い状態になります。
かといって完全に乾燥させると枝に粘りがなくなりクズクズになってくることもしばしば…。
この他にも天気の様子を見ながら園地で束ねるタイミングを図ることが大切です。

いずれにせよ一年分の丸太や枝をストックさせておくので手間がかかります。
「そこまでして風呂を沸かして入らなくてもいい!」っていう農家さんもいますが、薪風呂の気持ちよさを味わってしまうと、多少の手間をかけても入りたいと思いますね!

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