サンフルーツ

薪風呂で使う一年分の焚きつけ用の枝を確保!

薪風呂の焚口

園地から帰ってきて汗を流し、サッパリしたところでようやく一日の作業が終わった気がします。
もちろん、真っ先に風呂に入るのですが、シャワーではなく、湯溜めの風呂でもない、薪風呂です!
我が家ではお湯を溜めて入ることはあまりなく、出来る限り薪で沸かして入るようにしています。
作業が忙しく、沸かす時間がない時などはシャワーやお湯を溜めて入ることがありますが、普段は薪を使って沸かして入るようにしています。

春先の改植時期から梅雨前の剪定時期の間に切った枝や幹を薪風呂用としてストックしておきます。
柑橘の木は固く、燃やすと火力が強いので焚きつけ用としては最高の材料だと思っています。
中でもサンフルーツの木は使い勝手が良く、ほとんどサンフルーツの木を使っています。
ちなみに、薪風呂は体の芯から温まり、湯冷めしにくいので、おすすめです!

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サンフルーツの着果量は昨シーズンの7割程度…。

サンフルーツの着果状況

昨シーズン、表年に当たった影響もあって、収穫量が例年よりも多くなったこともあり、今シーズンは少し少なめの状況です。
花も少なめだったこともあり、この程度の着果量になるだろうと予測はしていました。
春の花のシーズン、着花量が多くても花が落ちてしまい、着果量が少なくなるケースもあるので、今シーズンのように着花量が少なく、着果量もそれなりになっていたので、特におかしなことではないのですが…。

今シーズンは裏年の影響が出たものと考えて良いと思います。
このように隔年を起こさないようにすることが安定生産につなげる重要なポイントになります。
では、その隔年を起こさないようにするにはどうすればいいのか…。
それは剪定と摘果が大きく影響してくると考えています。
剪定によって樹冠内部にも日照が届くようにすることと、摘果によって着果量のバランスを整えることが大切です。

サンフルーツの場合、他の柑橘のように細かい作業をしなくてもいいので、多少の隔年は起こってくるのですが、もう少し時間をかけることが出来ればクリアできると思っています。

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サンフルーツの収穫を開始しました!

サンフルーツ1

サンフルーツという柑橘をご存知ですか?
最近人気の柑橘のように甘さが際立つといった食味ではありませんが、少しパンチの効いた酸味とほんのりした甘さが特徴で、そのバランスの良さがとても爽やかな食味を楽しませてくれます。
また、外皮の厚みがあり少し剥きにくいのですが、その厚みのある外皮を使ってマーマレードやピールに加工するなど、ひと手間加えた楽しみ方が楽しめます。
さらに、ジュースとしても人気で、甘いミカンジュースに対して少し酸味の効いたジュースはそのままストレートで飲むほかに、カクテルに使用したり、ゼリーの原料やパン生地に練りこんでみたりとその利用方法は広がりをみせています。

栽培方法も比較的容易で、園地の条件によって食味にバラツキが出るものの、他の柑橘に比べると病害虫にも強いので、無農薬・減農薬栽培に向いているものと考えています。

ただし、近年の高糖度柑橘の需要におされて生産量は年々減少しているのが現状です。
当園では、この佐田岬半島の自然環境に適してるサンフルーツを絶やすことなく栽培し続けていきたいと思っています。
そのため、安心・安全な栽培方法の確立を目指し、現代のニーズに合ったサンフルーツに仕上げたいと考えています!

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9月下旬のサンフルーツの生育状況です!

サンフルーツの生育状況1

秋雨前線の影響で降った雨も上がり朝から日差しが出て来たのでサンフルーツ園へ除草作業に行って来ました。
相変わらずの雑草とイノシシが暴れた園地の状況をみてガックリです…。

さて、肝心のサンフルーツの生育状況なんですが、まずまずといった感じです。
春先の剪定が良かったのか、着果量も適度で心配していたカイヨウ病も今のところひどい状況ではないようです。
若干、日当たりの良い場所とそうでない場所とでは実のサイズにバラつきがありますが、これは仕方がないところなので…。
サンフルーツも大きくなりすぎると商品価値が下がるので一気に摘果はしません。
ほどほどのサイズになるよう、これから少しづつですが傷があったり小さいような実やを落としていこうと思います。
あまり一気にやりすぎると大きくなりすぎたり、着色不良になるので、あくまでも後期重点摘果を実施します!

ところで、相変わらずイノシシの侵入は続いていますが、今のところ打つ手なしといったところです。
来シーズンには予算をとって対策をしたいと考えていますが、さて、どうなることやら…。

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サンフルーツジュースの人気な楽しみ方をご紹介!

サンフルーツジュース販売

当園で唯一の加工品でもある100%ストレートジュース。
清見タンゴールとサンフルーツの2種類の果実を搾っているのですが、やはり注目を浴びているのがサンフルーツジュースです。
サンフルーツという柑橘がそもそも馴染みがないようですね。

以前、サンフルーツはここ佐田岬半島の特産でもありました。
生産量も多く近年の甘い柑橘の人気に推されて生産量が激減しましたが、今もなお生産されている農家さんもいます。
当園でも年間6000kg程度の生産量があります。

このジュース、昨今の甘い柑橘のジュースとは違いチョッとした酸味と苦味が特徴でそのままストレートジュースとして楽しんでいる方は少ないようです。
お客様のお話によると一番人気は酎ハイ、そしてゼリーを作られている方が多いようです。
個人的に酎ハイは作って飲んでいます。ゼリーの方は先日食べる機会があったので試食してみました!
甘さ控えめでサッパリとしていて暑い時には良い感じですね。

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