昔から人気がある柑橘のひとつの伊予柑。
その香りの高さと甘酸っぱい食味が特徴の柑橘ですよね!
今ではジュースやマーマレード等、伊予柑を使った加工品も多く、その人気の高さを伺うことが出来ます。
その伊予柑、貯蔵期間の長い柑橘としても知られています。
収穫をするのは12月、食べころになるのは2月下旬…。
この長い貯蔵期間の間で、果実は熟成され美味しくなります!
最近では甘い柑橘の人気が高く、酸味の残る柑橘は消費されなくなっています。
この伊予柑も例外ではなく、生食用としては少なくなっているのが現状です。
そうはいっても、あの独特な食味のファンがいることも事実…。
当園では少量ではありますが、栽培を続けていこうと思っています!
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伊予柑の貯蔵は新聞紙がポイント!
当園での伊予柑の貯蔵方法は新聞紙を使います。
コンテナの内側に新聞紙を敷き詰め、その中に伊予柑を入れ、貯蔵庫で保存しておきます。
その際、温度管理をしながら貯蔵するのですが、空調設備があるわけではないので、換気したりコンテナをシートなどで囲ったりして内部の温度を一定に保つようにしています。
着色が悪いときは少し温めてやったり、湿度が高くなると換気をして少し乾燥させたりしています。
とてもアナログな方法ですが、この方法が合っているように感じます!
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今もなおファンが多い伊予柑の魅力とは…!?
最近の柑橘栽培の傾向は、糖度が高く食べやすい柑橘が市場での人気が高いので、それらを栽培する農家さんが多くなっています。
その一方で、酸味があり、皮が厚く食べにくい柑橘の栽培は年々減少傾向にあります。
そんな中でもコアなファンの方の多い柑橘もあります。
そのひとつが伊予柑です!
やはり独特な香りと果汁の多さ、そして、甘酸っぱい食味…。
そのまま食べることはもちろん、まるごと搾ったジュースや外皮を使ったマーマレード、ジューシーな果肉を使ったジャムやゼリー等、色々な加工品が作られています。
特にここ数年、スィーツでの需要も多くなってきているとか…!?
昔ながらの柑橘でありながら現代のニーズに対応して来ているのが素晴らしいですよね!
愛媛といえば伊予柑!
そう呼ばれて久しいですが、年々栽培面積が減ってきています。
やはり、市場価格が低いのが主な要因だと考えられます。
しかし、「伊予柑好き」がいる以上、栽培し続けていきたいと思う今日この頃です。