予報通り、午後から雨に…。
本当に今年の冬は天気の悪い日が多いです。
そんな中、不知火の出荷作業が続きます。
ところで、収穫前にはよく実食していたんですが、選別作業に入ってからはあまりしていません。
例年、今頃には酸抜けも進み口当たりが良くなっています。
これまでの感じからして例年同様になっていると思われます。
問題は不知火独特のザックリ感と香りの高さが引き出せているか…。
とりあえず、Lサイズのものを選んでみたところ、口当たりの良さは問題なく出ていました。
そして、ザックリ感なんですが、どちらかというと果汁の多さが優っている状況です。
不知火独特の香りは、外皮を剥いた時に部屋中に広がるほどで、いい感じになっていると思います。
この様子だと味はいい感じになっているものと思われます。
あとは食感だけ…。
これは果実によってバラつきが多く大きいものほど食味は良くなっているハズですね!
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外観からは想像も出来ない外皮の薄さ!
不知火の外観はちょっと硬そうなイメージですよね。
個々の果実によって違ってきますが、細い枝に着いたものは肌がきめ細かくて、太い枝に着けたものほど厚みが増してくるのが一般的です。
そして、内側の皮(じょうのう)が薄くそのまま食べても違和感ががないのが特徴の不知火ですが、これも果実によって差があります。
一般的には細い枝に着けた実でサイズの大きいものほど薄いような傾向にあると思われます。
これらはあくまでも一般的なことで、園地によっても違いがあります。
それぞれの園地の特徴が出やすいのもこの柑橘独特なのかもしれません…。
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濃厚な味わいの果肉は不知火ならでは…!
この柑橘の最大の特徴は濃厚な味わいです!
一度味わうと忘れられなくなるほど…。
じっくり熟成した果肉は何ともいえない食味で、皮を剥いた時に辺り一円に広がる香りの高さが流石としか言いようがないですね!
また、最初に口にしたときのパンチのある味は独特なものを持っています。
果肉のザックリ感、そして独特の甘さがあの食味を引き立たせてくれます。
前述したように、不知火は大きな果実ほどその独特な食味を味わうことが出来る柑橘です。
ですが、個々の果実によって味のバラつきが多いこともたしか…。
そのバラつきが少なくなる時期に食べるのが一番なのですが、これも育った園地や生っていた位置によって違ってきます。
柑橘の場合、それぞれの実によって多少の食味の違いはあるものです!
それもまた楽しいですよね!
当園の不知火(デコポン)、これからが最も美味しくなる頃です。
楽しみな時期がやって来ます♪