2018年 8月 の投稿一覧

サンフルーツジュースの人気な楽しみ方をご紹介!

サンフルーツジュース販売

当園で唯一の加工品でもある100%ストレートジュース。
清見タンゴールとサンフルーツの2種類の果実を搾っているのですが、やはり注目を浴びているのがサンフルーツジュースです。
サンフルーツという柑橘がそもそも馴染みがないようですね。

以前、サンフルーツはここ佐田岬半島の特産でもありました。
生産量も多く近年の甘い柑橘の人気に推されて生産量が激減しましたが、今もなお生産されている農家さんもいます。
当園でも年間6000kg程度の生産量があります。

このジュース、昨今の甘い柑橘のジュースとは違いチョッとした酸味と苦味が特徴でそのままストレートジュースとして楽しんでいる方は少ないようです。
お客様のお話によると一番人気は酎ハイ、そしてゼリーを作られている方が多いようです。
個人的に酎ハイは作って飲んでいます。ゼリーの方は先日食べる機会があったので試食してみました!
甘さ控えめでサッパリとしていて暑い時には良い感じですね。

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改植の際に考慮する苗木と高接木についての比較!

接木ポンカン1

昔の柑橘栽培において、高接木による栽培は一般的で、各農家さん自ら接木をしていたこともあったようです。
それなりにメリットも多かったようで、こぞって接木をしていたと聞いています。

しかし、近年では接木よりも苗木の方が品質の良い柑橘ができるというので高接木をする方は少なくなりました。
高接木の場合は接木をしてから3・4年である程度の品質と収穫量を確保できるというメリットがあります。
また、近年の注目品質の柑橘を短期間で栽培・収穫できることもあり、収入アップに繋がるともいわれています。
しかし、中間の台木の性質によっては生育状況や品質にバラつきが出るなどの影響が出るのと、寿命が短くなるというデメリットがあることも確かです。
そして、苗木の場合は一年生の苗木を植え付けてから3年は着果させない方が良いといわれ、安定した品質の果実が育つまでにはもう少し年数が必要だといわれています。
では、どのように使い分けるのが良いのか!?

苗木と高接木、どちらを選択するのかはその農家さんの考え方によりますが、短期間に改植して収量を確保したいのであれば高接木をおすすめします。
また、安定した品質のものを長期間栽培していきたいと取り組んで行きたいのであれば苗木の植え付けが良いのではないかと思われます。

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水不足だけではなく塩害やダニの被害の可能性も…。

天草の状況1

暑い日が続いています。
この異常な気候が普通になってしまうんでしょうか…。
野菜を植えても育たないし、困ってしまいますね。
元気なのは雑草だけです!

さて、この暑さの中、柑橘への影響も出てきているのですが、各園地を細かくチェックすることもままならず、除草作業の合間に弱っている木への対策をしている状況です。
今回は天草園の様子をみてきました。
この園でも水不足の影響が少しづつ出ているように見えたんですが、チョッと疑問に思うことが…。
風通しが良くて日当たりも良い枝の部分に黄色に変色した葉が確認できるし、落葉し始めている枝もあります。
これってもしかして塩害!?
それともダニの発生!?
少し調べたんですが、いずれも状況も確定するまでには至らず…。

もしも水分不足による樹勢の低下なら今後の状況によって答えは出てきます。また塩害であれば風当たりの強い部分だけが枯れるということはないと思うので心配はいらないかと…。
しかし、ダニの発生であればそれなりの防除が必要になります。
昨年もミカンハダニやアカダニの発生を確認しているので今のうちに対処しておくことにします。

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7月豪雨の後の日照りの影響が出始めて来ました…。

水不足の影響1

6・7月、雨量が多く各地で災害を起こしてしまうような豪雨もありました。
幸いにもここ佐田岬半島では人的な被害はなかったのですが、水の供給面において南予用水のパイプラインが土砂崩れによって破損し、応急処置をしているようです。
そんなおり、何日も続く日照りと高温…。
柑橘達の始めの頃は湿った空気の助けなどもあり、なんとか持ちこたえていたものの、さすがに今の時期まで高温状態が続いてくると影響が出始めました。

土壌が乾燥しやすい園地では葉が巻き始め、中には黄色く変色し始めたり、中には葉を落とし始める木も確認できるようになりました。
このことによって例年であれば灌水を行うのですが、南予用水のパイプラインの被害と飲料水の節水対策によって柑橘達に与えることのできる水は確保出来ない可能性が高くなっています。
そこで、当園では木に生っている実を落とすことによって木への負担を少なくする処置をとることにしました。
こうすることで木の樹勢を保とうという意図です。
先ずは明らかに樹勢が落ちてきている木を重点的に対策していくことにしました!

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天草は葉果比80~120に早期摘果するのがベスト!?

天草の摘果作業1

当園で栽培している柑橘の中でも難しい品種のひとつと感じているのが天草です。
とにかく着果量が多く、それほど大きな隔年もありません。
本当によく生る柑橘ですね…。

当園の天草は海抜の低い日照時間の長い園地で栽培しています。
土壌はどちらかというと乾燥しやすいのですが、土が赤土なので、一旦水分を含むとそれなりに保水はしてくれます。

このような土地柄の影響か、玉太りが悪いのが特徴です。
そのため、摘果を早くすれば大きくなると思うのですが、日当たりが良い場所のため、日焼けが多くなります。
早期に摘果してしまうと日焼けした場合、残りの数量にも影響が出てきることもあり、思い切った摘果を出来ないのが現状です。

なので、摘果を3・4回に分けて行っているのが現状です。
こうすることによって生産数量をある程度確保できるし、その年の雨量によって摘果作業のペース配分を考慮しています。

その結果、全体的には小玉傾向にはなりますが比較的糖度もあり、バランスのとれた状態になっています。
今後はサイズアップを図りたいのですが、どのようにするのがベストなのか…。
試行錯誤しながら対応しているのが現状です!

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