2018年 10月 の投稿一覧

今シーズの初実食は温州みかんでした!

温州みかんの試食

今日は温州みかんの様子をみて来ました。
当園では5本の温州みかんを育てています。
当然ですが、これだけの本数では出荷出来るワケもなく、ただ、自家消費のために植え付けたものでした。
しかし、当園の柑橘を毎年のように楽しみにされているお客様から、早い時期から食べたいという要望も多く、昨シーズンも試作品なが発送させていただきました。

温州みかんとして美味しくなるのは後5年位は必要だと思っています。
今回、実際に試食してみたんですが、やはり、木の若さが果実の食味に出ているように感じました。
とはいっても、まだまだ熟す前の段階なので、本来の食味になっているわけではないのですが…。
試食した感じは、酸味が少なく、味に深みが出ていないですね!
でも、この時点で酸味がこれほど少ないとは思っていなかったので、チョッと驚いています。

これから秋が深まって来るに連れ朝晩の冷え込みが強くなって来ると着色も進み、それと同時に食味も増して来ると思います。
今から食べころになるのが楽しみですね…。

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台風25号の影響で折れてしまった不知火の木は萎縮病!?

台風の被害

台風一過の早朝、被害が出ていそうな箇所をチェックして来ました。
今回は風が強くて雨はほとんど降らなかった、いわゆる「風台風」でしたね。
接近した頃から南寄りの風が強く、通過後の吹き返しも強かったので、影響が気になるところ…。

とりあえず、一番影響が出ていそうな園地を訪ねてみることに…。
防風垣等への影響は少なかったものの、海抜の高い位置にある不知火園に来てみると、園地のど真ん中にある木の枝が折れていました。
通常、影響を受けそうな場所ではないのですが…。
多分、山に当たった風が吹き降ろしたものと思われます。

これから数日間の間、塩害による被害や、風によって擦れた果実の傷に注意したいところです!

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植え付けて2年半経過したライムの現状確認。

ライムの木

苗木を植え付けてから約2年半が経過したライム。
台風の接近もあって様子をみてきました。

夏場にアゲハチョウの幼虫によって食害された葉もほとんど見られなくなり、ようやく木として見場も良くなって来ました。
しかし、夏秋梢の成長に伴いミカンハモグリガの食害が多くなって来ました。
このように食害にあった枝葉は柑橘カイヨウ病の発生を助長するので要注意です。
ライムは樹勢が強く夏秋梢の発生もあるのでミカンハモグリガの食害の影響を受けやすく、これの対策をする必要があります。

先ずは夏秋梢の発生がみられることから薬剤の散布による防除が効果的なんですが、このライム園は無農薬栽培を目標にしているので農薬の散布は実施しないつもりです。
そのため、病害虫の防除は基本的に今シーズンで終了予定です。
とりあえず、このあとは夏秋梢の除去を行なうようにしています!

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ようやく樹勢回復の兆しをみせ始めたポンカン!

ポンカンの木

昨年の今頃、台風による防風の影響を受け、ダーメージを受けたポンカンの木。
その後、年明けからの寒波でさらに樹勢が低下し、瀕死の状況に…。
しかし、なんとか今日まで持ちこたえて、ようやく回復の兆しが見え始めました。

冬場に大半の葉が落ちてしまい、春には新芽もほとんど出なかったのですが、残った葉には蕾が付きました。
その後、花が咲き着果したんですが、葉があまりにも少なかったので数個の実を残し大半を落としました。
そうすることで、木そのものに栄養をいきわたるようにして夏芽を出させました。
その後、枯れた枝の除去をこまめにして秋芽を出させることが出来ました。
そして今、新しく芽が出てきました!

この今芽吹いてきている芽は大きく育ってくれる枝葉になってくれると思います。
このまま順調に樹勢が回復してくれば来春には完全復活してくれると確信しています!

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レモンのカイヨウ病はミカンハモグリガの食害防止と風対策!

レモン

柑橘栽培において最も注意しておきたい病害のひとつに柑橘カイヨウ病があります。
今シーズンは全体的に黒点病やこのカイヨウ病が多く発生しているようです。
おそらく5月頃の高温と雨が多かったことが要因かもしれません。

柑橘の中でも特にこのカイヨウ病に弱いといわれているのがレモンです。
このレモン、当園での栽培は1本だけで、しかも本格的に栽培する目的ではなく自家消費のため…。
しかも清見園の端っこの方にあります。

このレモン、今シーズンはカイヨウ病の発生が見られます。
それほどひどい状況ではないのですが、部分的に集中して発生しています。
将来的には本格的な栽培も視野に入れているので、なんだか気になるんですよね!

先ずは栽培適地の確保が必須です。
ここ佐田岬半島は風が強いところなので、先ずは風の被害の少ない園地で、防風垣の設置していることが大切です。
そして、温暖であること…。
温暖だということは日当たりが良いといことなので、必然的に風当たりも強くなることが予想されるので、防風垣が必要になるというわけです!

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