昨年不作だった八朔も今シーズンは良好な生育状況です!

八朔の生育状況1

昨年、見事なまでの裏作に泣いた八朔ですが、今シーズンはまずまずの状況です。
着果量も適度にあり、玉太りも順調です。
ただし、八朔の場合、木全体の平均的に実を着けるのではなく、枝によって大量に実を着けたり、逆に全く生っていなかったりします。

八朔は樹勢の強い柑橘で、剪定いかんでは実を着ける量が変わってくるのかもしれませんが、そのあたりの要領がいまいち分かっていないのが現状です。
何分、八朔は木が大きくなりやすいので、低くしようと剪定しているのですが、どうもイメージ通りになりません。
強めの剪定をしないと木がどんどん高くなるし、上を切ると強い芽が出て勢いよく伸びてしまいます。
もっと思い切った剪定をした方がいいのか、逆に弱めにして長い目で木を落ち着かせた方がいいのか…。

色々と試行錯誤して3年目の今シーズン、昨年よりも着果量は多くなりましたが、木の勢いは止まりません。
とりあえず、来年の剪定作業の時には木の高さを抑えるような剪定と基幹部まで日光が入るようにトライしてみます!

 

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隔年を抑えるには弱い剪定にすること!

八朔の生育状況2柑橘全般にいわれているのが、美味しい柑橘を作るには弱い剪定が基本だといわれています。
つまり、ノコギリを使った剪定ではなく、ハサミを使うこと…。
そうすると大きく切ることはないので結果的に弱めに剪定することなります。
当然のことといえばそうなんですが、実際にやってみると、これが難しいんですよね!

特に八朔のように樹勢の強い柑橘は一年で木が大きく伸びているので、それを切ると結果的に強めなってしまいます。
なので、予め強い芽が出ることを想定して切った方がいいのかもしれないですね。

とにかく、日差しが基幹部まで届くように重なった枝や勢いよく上に伸びた枝を整理していくことがポイントになりそうです!

 

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摘果も来シーズンに向けての大切な作業です。

重なり果この八朔という柑橘も本来はたくさん実を着ける柑橘です。
結果枝に数個の実を着けることも珍しくなく、そのままにしておいてもそこそこ大きくなるという性質があるようです。
しかし、このように重なり合った実は摘果してやることが大切です。

当園では木全体に生り込んでいる場合、このように重なりあった実は全て落としておきます。
しかし、全体的に着果量が少ない場合は先端に生っている実の1個は残すようにしています。
しかし、このような実は収穫時にはそれほど大きくもならず、糖度も高くならないので摘果していきます。

摘果作業において大切なのは、その木に対して適量になるように実を調整することです。
たくさん実を着けたままで収穫を迎えると翌年の着果量に影響が出てきます。
なんでもそうですが、適量が大切だということですね!

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