少し遅れ気味のスタートとなった摘果作業。
梅雨入りしてから天気の悪い日が多かったこともあるんですが、生理落果の落ち着くのが遅くなったこともあたりして遅れてしまいました。
農家さんの中には生理落果が終わらなくても摘果作業を始める方もいるようですが、当園では一応、落ち着くまで待ってます。
毎年、一番最初に摘果作業を始めるのは天草からです。
天草は毎年着果量が多く、隔年がそれほどないので、玉太りを考えると早期に摘果することが大切です。
もう少し着果量が少ないと木への負担も少なくサイズもそれなりによくなってくるのですが…。
着果量の多い原因は樹勢の低下があります。
樹勢が悪くなってくると、木は子孫を残そうと多くの実を着け、種を落とそうとします。
その自然現象の現れなんだと思います。
樹勢を回復させるには根を強くすることが先決です。
その為にも土壌を健全にすること、それから枝を切り返して勢いのある強い芽を出させることです。
短期間で出来ることではないですが、取り組んでいかないと…。
最近のコメント