9月14日、道の駅「伊方きらら館」で開催された きららメロディ市 に参加してきました。
当園では普段、柑橘の栽培や摘果作業に励んでいますが、この日は少し趣を変えて「摘果玉の魅力」を伝えることを目的に出店しました。
摘果玉ってなに?

摘果玉は、果実を大きく育てるために間引かれる小さな青い実のこと。
通常はそのまま廃棄されてしまうのですが、実はビタミンCやクエン酸など栄養が豊富で、香りも爽やか。
私たちは「資源を無駄にせず循環させたい」という思いから、この摘果玉を活かしたシロップづくりに取り組んでいます。
シロップを通じて伝えたいこと!

イベントでは、この摘果玉シロップを中心に販売しました。
「無農薬・無肥料・除草剤も使わない」という当園の農法を紹介しながら、
「こんな小さな実にも価値があるんだ!」ということを一人でも多くの方に知っていただけるように工夫しました。
試飲された方からは
「爽やかで美味しい!」
「子どもにも安心して飲ませられる」
といった声をいただき、私たちの取り組みが確かに届いていることを実感しました。
これからの取り組み
直売イベントは、ただ商品を販売するだけでなく、農園の考え方や栽培の工夫を直接お伝えできる場。
今後もこうした場を大切にしながら、摘果玉をはじめとした“副産物”の価値を広げていきたいと思います。
次回のイベントに向けて、商品の見せ方や試飲のスタイルをさらに工夫し、もっと多くの方に「ユウギボウシ愛媛の想い」を感じていただければ嬉しいです。