先日収穫の終わったサンフルーツ。
収穫の段階でも着花量が多かったことに気がついてはいたんですが、改めて確認しても多いようです。
今シーズンは柑橘全体で着花量は多めと予想されていますが、サンフルーツもそのようですね!
着花量が多いと当然ですが着果量も多くなります。
それはそれなりに良いことなのですが、その分、摘果作業をしっかり行わないといけません。
そのままの状態で生らせてしまうと、果実のサイズの問題や木の樹勢を弱らせてしまうことがあります。
これから実が着き始めて生理落果が終わる頃から摘果作業を本格化する必要があります。
また、このように着花量が多い年は縮伐や間伐のチャンスでもあります。
木が混んできたような場所では作業効率が悪くなるし、日照的にみてもよくありません。
今シーズンは思い切って選定作業や間伐作業を行い園内の通気を良くし日照を確保したいところです!
収穫量が多くなりそうな表年は思い切って作業出来るのでチャンスなんです!
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バラツキはありますがすでに開花していところも…。
今年は桜の開花が例年よりも早かったように、柑橘の花も早めに開花しているようです。
このサンフルーツ園でも、標高が高い位置にも関わらず、収穫の最中にも開花するなど、例年よりも早くなっているようです。
また、花の量も大きいようで、この様子だと着果量も多くなりそうです。
これはあくまでもこのままの状態で実が付いた時の場合であって、実際には生理落果があるので、どのくらい実が落ちるのかにもよります。
これは、木自体が実をたくさん着けすぎると成長する段階で栄養不足になるので、自ら実を落とします。
しかし、生理落果しただけでは果実のサイズが大きくならない場合が多いので、摘果作業をして果実の量を調整する必要が出てきます。
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すでに実になっているものも…。
花の咲いている枝をよく見ていると、なんと、実が出来ているものを発見!
すでに小さな実を着けていました。
この時期に実になっているのはやはり早いような気がします。
こうなると各作業を少し早めに繰り上げて行うことが必要になりますね。
とりあえずは花に集まってくる害虫対策です。
この時期は訪果害虫の防除を行う必要があります。
先日、すでにスプリンクラーの設置園では実施したようですが、それ以外の園でも実施するよう準備をしておかなくてはイケないですね。
この他にも実に被害を与える可能性があるカイガラムシやシャクトリムシなどにも注意が必要です。
これから暖かくなってくると害虫達も活発に動いて来ます。
必要最小限の対策はしておかなくては…。