今日の作業
内容:サンフルーツ由来の原料で製炭し、初回ロットのバイオ炭を取り出し。
設備:8/8に設置された四国初の製炭炉(ねのfarm)。今回がこの炉での初製炭
現場の様子


結果・所見
炭化状態:表面の灰は薄く、芯まで均一に炭化。形状の保持も良好で良質判定。
含水の抜け:冷却後の乾きが早く、粉化は最小限。歩留率:約30%。
におい:煙臭の残り少なく、土壌投入前の養生(曝気)期間は短めで運用できそう。
次の工程(メモ)
1.粒度選別:>20mm(マルチ・調湿材)/5–20mm(土壌改良)/<5mm(堆肥混和・シードボール)にふるい分け。
2.活性化処理(チャージ):雨水または希薄液(堆肥茶)で含水・養分チャージし、微生物の住処づくり。
3.試験区へ投入:既設の土壌調査区(炭あり/なし/慣行)に均一量で散布→軽く混和。
4.記録:投入量(kg/㎡)、粒径、含水率、pH を記帳。次回の土壌診断日に合わせて追跡。
ひとこと
8月の高温続きのなかでしたが、初の本格製炭は手応え大。サンフルーツの枝・幹が、土を育てる資源に生まれ変わる瞬間に立ち会えました。これからの土づくりに、強い追い風になりそうです。
— ユウギボウシ愛媛(もと)