作業日誌|2025/08/22 ねのfarm(晴れ 32℃)

今日の作業

内容:サンフルーツ由来の原料で製炭し、初回ロットのバイオ炭を取り出し。

設備:8/8に設置された四国初の製炭炉(ねのfarm)。今回がこの炉での初製炭

現場の様子

結果・所見

炭化状態:表面の灰は薄く、芯まで均一に炭化。形状の保持も良好で良質判定。

含水の抜け:冷却後の乾きが早く、粉化は最小限。歩留率:約30%。

におい:煙臭の残り少なく、土壌投入前の養生(曝気)期間は短めで運用できそう。

次の工程(メモ)

1.粒度選別:>20mm(マルチ・調湿材)/5–20mm(土壌改良)/<5mm(堆肥混和・シードボール)にふるい分け。

2.活性化処理(チャージ):雨水または希薄液(堆肥茶)で含水・養分チャージし、微生物の住処づくり。

3.試験区へ投入:既設の土壌調査区(炭あり/なし/慣行)に均一量で散布→軽く混和。

4.記録:投入量(kg/㎡)、粒径、含水率、pH を記帳。次回の土壌診断日に合わせて追跡。

ひとこと

8月の高温続きのなかでしたが、初の本格製炭は手応え大。サンフルーツの枝・幹が、土を育てる資源に生まれ変わる瞬間に立ち会えました。これからの土づくりに、強い追い風になりそうです。

— ユウギボウシ愛媛(もと)

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