デコポン

不知火の着果状況…。

不知火の着果状況①

柑橘達の花の季節も終わり実がしっかりと確認出来るようになって来ました。
果実の時期へと移り変わってきましたね。

この時期、やはり気になるのが着果状況です。
不知火に関して、着花量は多くなっていたのですが、どれほど実を着けるかはその年によって様々です。
このような状況の中、今の時期は第一落果が終わったものと思われます。
この後、第二落果があり、第三落果もあるかも…。
で、最終的にどれだけの実が残っているかがポイントになってきます。
生理落果が落ち着くのもそう遠くはありません。
このような生理落果現象もそろそろ終わるものと思われ、最終的な着果量が把握できると思います。

これがひと段落すると摘果作業へと進んで行くことになります。
今はそのタイミングをみている状況ですね…。

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不知火(デコポン)最後の園地で収穫を開始!

不知火園最後の園地

当園で不知火(デコポン)を栽培している園地は全部で4か所あります。
今シーズンの収穫は着色状況や酸抜け状況を確認しながら園地を決めて収穫をしてきました。
で、今回の園地で一巡目の収穫作業は終えます。

柑橘の収穫で大切なのは分割採集です。
一般的に着色が良くなるのが早く酸抜けが良いとされる木の上部や中間部の表面部分を先ず最初に収穫します。
これを園地の状況をみて収穫していくので、手間がかかります。
しかし、この分割採取をやるかやらないかによる効果はハッキリと表れます!
少しでも実っている果実を収穫し木への負担を軽くすることで、残された実は木からの栄養や水分を多く摂ることができるので糖度アップや酸抜けにつながります。

しかし、作業効率が悪くなるのがデメリット…。
この時期は他の品種の収穫作業も重なるなど、効率よく作業していくことが大切です。
また、気象条件も大きく影響してきます。
とくに積雪や凍結の被害は深刻化することが多いので、雪の降る前には収穫作業を終られせたいのが本音!
より食味のよい美味しい柑橘を栽培するために分割して収穫するのか、それとも効率や自然被害を考慮して早めに収穫してしまうのか…。
判断に迷うところですが、当園では分割採集を実施しています!

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例年より10日早く不知火の収穫を開始しました!

不知火(デコポン)

­早いものでもう一年が終わろうとしています。
中晩柑の栽培農家にとってはこれからが本当に忙しくなってきます。
当園でも先日からポンカン2種類、はるみ、伊予柑の収穫と続いてきました。
で、今日からは不知火(デコポン)の収穫を開始しました。
例年よりも一週間程早く、昨年より10日も早くなっています。

これは、すでに着色が進んでるのと、腐敗果が多くなってきているのが収穫を早めた要因です。
なぜか今シーズンは着色が早すぎるんです!
昨年よりもかなり早く、チョッとためらいもありますが、自然が相手なので、その流れに乗っかるしかありません。
とりあえず、分割採集が基本で、木の上部で表面に生っている実を採ることにしました。

しかし、年末寒波の予報も出ているので、清見タンゴールのサンテ掛けも早く終わらせておく必要があるので、どちらを優先するか…。
やっぱり、サンテ掛けですかね!

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