下草処理

作業日誌(下草の処理と摘果作業)

2025年10月21日 曇りのち晴れ 18.1℃

園地:午前/オゴロ(サンフルーツ) 午後/コド(清見タンゴール)

作業内容

午前中はオゴロ園のサンフルーツ園地で下草の処理。

前回の作業から少し間が空いたこともあり、草丈が思いのほか伸びていた。

草の生長スピードを改めて実感し、管理間隔の見直しが必要だと感じた。

午後はコド園地の清見タンゴールで摘果作業を実施。

この園地は水のストレスがかかりやすい場所だが、

下草を適度に残すことで土壌の乾燥をやわらげる効果が見られた。

また、地表には野うさぎのフンも確認。

自然の循環の中で生き物たちが関わり合い、

結果的に土の栄養分の一部を担っていることを感じる瞬間でもあった。

所見・メモ

自然とともにある園地管理の重要性を再確認。

草、虫、動物、微生物、そして人の作業がそれぞれの役割を果たしてひとつの「生態系」として成り立っている。

こうした営みの中に柑橘の木々が存在していることを改めて感じた。

作業日誌(デコポン)

2025年10月7日 晴れ 28.0℃

園地:オチミズ(デコポン)

作業内容

今日はクーラー設備のあるデコポン園で摘果作業を行いました。

この園地では除草剤や肥料は使いませんが、農薬については共同作業となるため、どうしても最低限の散布は必要になります。

そのため、下草は長めに残して農薬が直接土に当たらないよう工夫しています。

ただし、あまりにも草が多すぎると病害虫の温床となるので、株元はすっきりと整理して陽射しが差し込むように整えています。

所見・メモ

摘果の対象となった実は、画像のとおり形の悪いものや過剰な実です。

最低限とはいえ農薬を使用しているため、今回の摘果玉はすべて廃棄となります。

ほんとうにもったいないと感じる瞬間ですが、デコポンの品質を保つためには必要な作業でもあります。