土壌再生

作業日誌|はるみの収穫が始まりました

2025年12月22日

晴れ時々曇り 11.7℃

園地:トミノカ(はるみ園)

収穫量:40cs (600kg)

作業内容

今日から本格的に「はるみ」の収穫に入りました。

今シーズンは着果量がとても多く、かなり摘果を行ってきたのですが、それでもなお“生りすぎ”と感じるほど。

その影響もあってか、全体的には少し小玉傾向で、目標としているMサイズはそこそこ、L以上や逆にS以下も多くなりました。

改めて、摘果の判断の難しさを実感するシーズンです。

ただし、果実の状態を見る限り、ポテンシャルは十分。

現時点ではまだ酸味が少し残っていますが、これから貯蔵を行い、じっくり熟成させていくことで、はるみ特有の粒々とした食感と濃厚な味わいがしっかり引き出せそうな手応えがあります。

今シーズンのはるみは、期待してもらっていいかもしれません。

この園地「トミノカ」でも、今シーズンからバイオ炭の投入を行っています。

目に見えて劇的な変化が出るものではありませんが、樹の様子や果実のつき方を見ていると、その効果が少しずつ現れてきているようにも感じています。

土に向き合い、時間をかけて育てていく。

そんな当たり前だけど遠回りな農業を、これからも続けていきたいと思います。

クラウドファンディングのお願い

現在、当園ではバイオ炭を軸にした土壌再生と持続可能な農業を次世代につなぐためのクラウドファンディングに挑戦しています。

日々の園地での試行錯誤や、こうした作業の積み重ねを未来につなげていくための取り組みです。

もしこの活動に共感していただけたら、ぜひプロジェクトページをご覧いただき、応援という形で関わっていただけると嬉しいです。

👉 クラウドファンディングはこちら

https://readyfor.jp/projects/nenowa

作業日誌(ゴマダラカミキリの被害!)

2025年12月15日

晴れ 7.7℃

園地:トミノカ(ライム園)

今日は、道の駅きらら館で販売するライムの収穫。

ただ、今シーズンも着果はほとんどなく、収穫できたのはわずか2kgほどだった。

この園地は、数年前の雪害に加え、近年の高温や雨不足の影響も重なり、なかなか樹勢が回復できずにいる。

そこに追い打ちをかけるように、ゴマダラカミキリの被害が出ていた。

実を着けたまま枯れてしまった木が2本。

前回訪れたときには、ここまで深刻な状態ではなかっただけに、正直ショックは大きい。

とはいえ、立ち止まっているわけにはいかない。

この園地も今シーズンからバイオ炭の投入を開始している。

さらに、害虫対策として木酢液の使用も検討中だ。

すぐに結果が出るものではないかもしれない。

それでも、土と向き合い、木の声に耳を傾けながら、少しずつでも樹勢の回復につなげていきたい。

このライム園が再び元気を取り戻してくれることを願いながら、これからも見守り続けていく。

なお、こうした園地の再生やバイオ炭づくりの取り組みを継続していくため、

12月5日よりクラウドファンディングに挑戦しています。

剪定枝や放置されがちな資源を炭に変え、土に戻し、木を、畑を、そして地域を再生していく。

小さな園地での一つひとつの実践を、未来につなげるための挑戦です。

よければ、取り組みの背景や想いだけでも覗いてもらえると嬉しいです。

▶︎ https://readyfor.jp/projects/nenowa

作業日誌(高校生によるバイオ炭を使った土壌再生)

2025年10月23日 曇り時々晴れ 18.9℃

園地:ねのfarm

作業内容

今日は地元高校生たちが参加し、耕作放棄地を使った土壌再生の実践授業を実施。

今回のテーマは「バイオ炭を使った土壌改良」。

彼女たちはこれまで授業の中でバイオ炭について学び、その効果や活用方法に強い関心を持っていた。

ただ、製炭の工程は時間の都合上できなかったため、今回は実際に出来上がったバイオ炭を手に取りながら学び、それを初めて畑に投入することになった。

実験は2パターンで実施:

① 万遍なく地表に撒き、土を被せる方法

② スポット的に穴を掘り、短期間で効果を求める方法

それぞれの違いが土や植物にどんな変化をもたらすのか…。

今後の観察が楽しみだ。

所見・メモ

生徒たちは炭の質感を確かめながら、「これがどう土に効くんだろう?」と興味深そうに話していた。

理論で学んだことを実際に手で触れ、体験を通じて理解する姿勢が印象的だった。

限られた時間の中でも、一人ひとりが自然や土の再生に向き合うきっかけを掴んだように思う。

これからの変化を共に観察し、学びを深めていきたい。

 作業日誌(無煙炭火器によるバイオ炭作りと畑整備)

2025年10月20日 曇り 18.8℃

園地:ねのfarm

炭作り:資材(サンフルーツ・杉の小枝)約250kg投入

   炭化重量約16kg

作業内容

今日は無煙炭火器を使ったバイオ炭づくりと、教育用の畑の整備作業を実施。

まず、無煙炭火器ではサンフルーツの枝と杉の枝を炭化。

前回の反省を活かし、杉の葉は使用せず枝のみを投入したところ、炎の上がりも安定し、炭化具合も非常に良好だった。

また細かい枝や葉等は土壌再生のためバイオ炭と一緒に混ぜて使うことにする。

午後は、地元高校生との教育プログラムに向けて、

実際に土の再生を学ぶための畑を整備。

石垣で囲い、これから炭と有機物を混ぜ込む実験区として活用していく予定。

所見・メモ

今回のねのfarmでの活動は、単なる炭づくりではなく、

「学びの場づくり」としての意味合いが大きい。

高校生たちが炭の性質を理解し、それをどのように土壌の再生や生態系の循環に活かせるのかを体験的に学ぶ。

この畑がそのきっかけになればと思う。

今後は、バイオ炭投入後の土壌変化の観察や微生物の動きの調査も視野に入れて進めていく予定。